月刊FOODWORLDメールマガジン2015年2月号から抜粋
「レシピの改廃」について
こんにちは。2月号担当の「たぬき次郎」です。
今月は、「レシピの改廃」と題しまして、FOODWORLDにおけるレシピ情報の改廃作業のポイントと方法についてご紹介します。
中食や外食における食品業界では、商品ラインナップ(中食では弁当や惣菜、外食ではメニュー)の頻繁な改定が行われていることはよくご存じのことと思います。
定期的な商品変更(新商品の開発や既存商品の内容見直し)
コラボレーションによる企画・監修商品
など
商品の改定にあたっては、長いステップを要します。企画から始まり、検討・修正・確定と進み、新規食材の手配(契約)なども経て、ようやく販売となります。
改定で決めることといえば、価格や販売方法等もそうですが、まずは内容(=レシピ)が基準になる事と思います。
FOODWORLDのレシピ管理機能には標準原価や成分値、さらには含有物(アレルゲン・添加物等)の積み上げ機能があり、企画・検討段階から活用できる仕組みになっています。ただし、これら企画段階でのレシピ機能の活用は、運用中の本番レシピに影響が出ないよう、テスト的に新規に仮登録する使い方が一般的です。
よって、仮とは言え、改定する分だけ食材や調理品の登録が必要となるわけです。
最終的に確定した新商品の情報は、レシピ情報を始め、製造の指示・仕入・在庫等の業務運用にかかわる情報も含めて、FOODWORLDへの登録が必須となります。
これらシステムへの反映作業におけるポイントは、どれだけ負荷なくデータを登録・修正できるかがカギとなります。
また、そのように商品の改変を繰り返すことによって、いつしかレシピ登録が膨大になり・・・
企画段階で仮に登録したレシピが混在している・・・
内容が多少変わっただけの、同じような名称のレシピがいくつもある・・・
⇒どれを削除したらいいの?
このような具合で、溜まってしまったレシピを整理しようとした時、
何が運用中レシピなの?
何が不要なレシピなの?
などの判断がつかない状態になることがあります。
登録時点で名称に変化をつけたり、ステータスを分類しておくなど、事前に整理しておくことが重要なのはわかっているが、運用中のレシピを重視し、後のことは二の次と考えて作業してしまうことは多々あるようです。
そこで今回はFOODWORLDのレシピ情報の改廃作業について、如何に簡単に状態を把握し、変更または登録していくかをポイントとして、その方法の一部をTips動画でご紹介させて頂きます。
Tips動画を是非、ご覧ください。
今回紹介したツールは、先月号のメルマガでも兄貴(一郎)が言っていました「使い勝手(ユーザビリティ)」に通じる部分と認識しています。
システム導入の検討にあたっては、「今」だけではなく、使い続けた後の運用も考慮した機能検討が必要ではないでしょうか。
FOODWORLDは「ユーザビリティ」をテーマとして常に意識し、お客様にとってより良いサービスの提供となるよう進化していきます。
FOODWORLDメールマガジンはお客様へ最新の情報提供や、当社ならではの製品紹介を、読んで楽しいコンテンツとして毎月配信しております。
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