月刊FOODWORLDメールマガジン2015年3月号から抜粋

「商品価格の持ち方」について


こんにちは。3月号担当の「たぬき三郎」です。今月は、「商品価格の持ち方」についてご紹介します。

商品価格は、景気に伴う需給動向や競合状況など、さまざまな要素を加味・集約して決定されていますよね。
自社商品の特性や営業・販売構造などを総合的に判断して、現在どのような価格設定をしているのか、定期的なチェックが必要だと考えます。

その中で、今回は重要視される2つの単価情報について説明したいと思います。

1.原価情報

(1)予定原価(目標値である標準原価)
食材の仕入値を積み上げ、予定原価を構成

FOODWORLDでは、レシピ構成情報と共に設定、管理することができます。
※材料費(変動原価)管理としています。

(2)実績原価(実際に発生した実際原価)
製造実績結果を基に、実績原価を構成

FOODWORLDでは、実際の材料投入量を基に材料費を自動算出します。
人件費、光熱費(共通原価、設備償却費)等の固定費の案分設定を行うことで、製品原価を求めることができます。

※予定原価に対し、実績原価と比較・分析することで、ムダ・ロスを排除し、生産性を向上、原価低減に繋げる。
まさに FOODWORLDの「得意とする分野」です。

2.納価情報(取引先への売値)
取引先商品別に価格を設定

FOODWORLDでは、
・期間指定による新単価設定(特売価格、価格改定)
・過去の出荷実績を容易に参照できる。
・ラベル情報へ連携できる
といった機能が付加されています。

※売上(粗利)分析の材料となります。
価格がいくらであれば原価回収できるか、適切な利益を得るにはいくらで設定するか。

実際の管理画面をTips動画でご説明していますので、是非、ご覧ください。





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