月刊FOODWORLDメールマガジン2015年4月号から抜粋

「HACCP」について


こんにちは。4月号担当の「たぬき四朗」です。今月は、「HACCP」についてご紹介します。

みなさん、HACCP管理を「実行する」、「取りかかる」となると人手がかかったり、膨大な資料が必要だったりと大変な事の方が多いと思いますが、まずは調理室の温度管理や保管庫の温度管理、また調理時の中心温度等、人の手を介さず、自動でデータ管理ができる事から始めるのもひとつの方法ではないかと思います。
調べてみると、HACCPの概念を基本とする「大量調理施設衛生管理マニュアル」(厚生労働省/1997年3月、2003年3月改正)が作成・制定され、大量調理施設における衛生管理を図るよう指導がなされていて、近いうちに義務化される事も検討されているようです。

当社FOODWORLDは、日立ケーイーシステムズのHACCP管理システム「キッチン安・心・食」とデータ連携をしています。
http://www.foodworld.jp/foodworld-pc/hitachi-ke/

FOODWORLDとの連携を1部ご紹介しますと、出荷したお弁当にクレームがあった場合、工場で使用した半製品、原材料の調理情報や調理室温度情報、入荷情報や入荷場温度情報がスムーズに検索でき早急なお客様対応が可能となります。
製造履歴管理(トレース)と温度管理(HACCP)が連携しているという事です。

詳しくはTips動画をご覧ください。


HACCP管理はトレース情報としての役割だけではなく、室内温度や調理品中心温度、入荷時表面温度などの危険を回避することにより、一定の品質、安全性をまもりつつ、自社商品の「おいしさを守る!」という事に一役買う役割もあります。 FOODWORLDとキッチン安・心・食とのその他の連携機能や各温度計数値の自動取り込みについては号をあらためてご紹介いたします。 お楽しみに。


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