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■■■■月刊 FOODWORLDメールマガジン
VOL.076(2019年 9月号) 株式会社イーエスケイ
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平素よりお世話になっております。
日頃お世話になっておりますお客様や情報交流のある皆様向けに当社オリジナルのメールマガジンを発行しております。
このメールは、お世話になったお客様、及びお名刺交換させて頂いたお客様、当社パートナーの皆様にお送りしています。
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1.業界ニュース
2.FOODWORLDトピックス 今月のテーマ「生産管理システム導入を考えるタイミングって?」
3.編集後記
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1.業界ニュース
(1) 軽減税率
軽減税率の対応期限もいよいよ迫ってきました。弊社SEも対応が佳境に入っています。
大きな流れはやっと整理できましたが、それでも現場が混乱しないようにあらゆる想定が必要ですね。
【日本経済新聞】食べ歩き8%、店のベンチは10% 軽減税率の対応
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48051780R00C19A8EE8000/
【流通ニュース】軽減税率/従業員専用のバックヤードでの飲食は8%を適用
https://www.ryutsuu.biz/government/l080142.html
【毎日新聞】ローソンが軽減税率対策 値札、レシートに「軽」の字 店内飲食は客の自主申告
https://mainichi.jp/articles/20190821/k00/00m/020/307000c
(2) 製造所固有記号
2016年3月31日以前の固有記号は使用できなくなります。ご留意下さい。
【流通ニュース】消費者庁/新・食品表示基準実施「製造所固有記号」届出を喚起
https://www.ryutsuu.biz/government/l082045.html
【一般財団法人食品産業センター】製造所固有記号制度の運用に係る周知・普及について
https://www.shokusan.or.jp/adminfo/3194/
(3) 中小企業等経営強化
食品関連事業者向けの「中小企業等経営強化法等ガイド」パンフレットが公開されています。税制優遇策や補助金等の情報が網羅されていますので参考にして下さい。
【一般社団法人全国スーパーマーケット協会】【農林水産省】中小企業等経営強化法等ガイド(パンフレット)を改訂
http://www.super.or.jp/?p=10463
(4) HACCP対応
さすがに日経は説明が上手いです。全体的すぎず、専門的すぎず、網羅的にまとめられています。
後半の記事ではFOOMAで出展されていた設備のレポートもありますが、「実は、『導入しておけばHACCP対応』と言えるような特効薬的な設備は存在しない。」という本筋を解説しているのは(広告収入で食ってる雑誌社の記事としては)立派です。
【NIKKEI BP総研 ものづくり未来図】目前に迫るHACCP義務化とは 変わる食品製造の安全管理
https://project.nikkeibp.co.jp/atclmono/trend/071100011/
【NIKKEI BP総研 ものづくり未来図】期限迫るHACCP対応を巡る提案が続々 FOOMA JAPAN 2019レビュー
https://project.nikkeibp.co.jp/atclmono/event/073100011/
(5) 食料自給率
最近ニュースで見なくなった食料自給率です。是非については色々ご意見あるとは思いますが、業界人として、最低限の現状認識は持っていたいものです。
【日本農業新聞】食料自給37%最低に 18年度 米凶作93年度と並ぶ
https://www.agrinews.co.jp/p48394.html
(6) 最低賃金と労災の基礎知識
最低賃金と労災のあれこれです。少なくともマネージャー以上の方は目を通して下さい。
【日本経済新聞】地域格差は10年で約2倍 最低賃金のイロハ
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/minimum-wage/
【DIAMOND online】「労災隠し」にご用心、労働保険は実はアルバイトや日雇いでも使える
https://diamond.jp/articles/-/212627
(7) ベトナムの技能実習生
食品工場ではかなりの確率でベトナムの技能実習生を受け入れていると思います。
そんな状況もあって、食品工場の写真を多数掲載しているFOODWORLDのホームページにはベトナムの送り出し機関からの売り込みが多数入ります。
他の国からこうした売り込みが来たことはありません。
ベトナムの送り出し機関とはどんな人たちなのでしょうか?
また、日本に働きに来るベトナムの若者たちはどんなことを考えているのでしょうか?
そんなことを教えてくれる記事です。
そして、皆さん是非考えて下さい。この先どうなっていくと思いますか?
【Yahooニュース】なぜベトナムの若者は日本の技能実習生になるのか――ハノイで見た「それでも」行く理由
https://news.yahoo.co.jp/feature/1174
(全記事の閲覧には会員登録が必要です)
(8) おでんつゆの境界線
ローソンではおでんつゆを全国9種類に分割しているという記事です。
どうですか、この色分けは?納得できますか?
全国9種類でも充分細やかに対応してすごいことですが、しかし、それでも千葉と新潟が一括りにされると、何となくひと言言ってやりたい気もします。
高知と島根も一緒か...
【IT mediaビジネス ONLINE】ローソンの2019年度おでんが登場 つゆは全国9種類 あなたの地域は何味?
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1908/06/news119.html
(9) 日本(の)ワイン
ワインの法令が変更されました。世界レベルでのブランド化を目指した施策です。
ワイン愛好家の皆さんも、そうでない人も、少し日本(の)ワインに注目してみて下さい。
【東洋経済ONLINE】 これだけは知っておきたい「日本の赤ワイン」 「マスカット・べーリーA」の魅力とは
https://toyokeizai.net/articles/-/296288
【Yahooニュース】「日本ワイン」の未来はどうなる――表示ルール厳格化で試される実力
https://news.yahoo.co.jp/feature/1266
(全記事の閲覧には会員登録が必要です)
(10) クラフトビール
こちらはクラフトビール初心者向け入門です。ビール好きの方はこちら。
【日経doors】 自分の「推しクラフトビール」に出合える選び方はこれだ ビールのスタイルは100種類以上! 自分だけのビール、「楽しく」選んで
https://doors.nikkei.com/atcl/column/19/080800106/081900004/
(11) 変革
時代の変わり目を考える記事を2つ取り上げました。
1つ目はチラシの減退とドラッグストアの浸食について、2つ目は外食業の新しい潮流についてです。「ゴーストレストラン」ってご存知でしたか?
【DIAMOND online】スーパーで「特売日」がなくなり「毎日安売り」が増えている理由
https://diamond.jp/articles/-/212236
【日本経済新聞】外食は立地難深刻 モスやドトール「シェア」で打開へ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49108460Y9A820C1TJ3000/
(全記事の閲覧には会員登録が必要です)
(12) 肉を断つ人たちの考えること
ここのところ毎月のようにお伝えしている大豆ミートなど、代替肉の記事です。
意識高いニューヨーカーの思想はあまりにも崇高ですが、狂信的とは言えません。希望すら感じます。モード化するでしょうか?
【PRESIDENT Online】 NYの若者「肉の代わりに大豆」という意識の高さ
https://president.jp/articles/-/29718
【日経ビジネス】 ビヨンド・ミートは食肉業界のテスラになれるか
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00019/081900084/
(13) 「進撃の巨人」スイカアート
無茶苦茶レベル高いです。怖い。喰われたくない。
【BIGLOBEニュース】 スイカの「超大型巨人」襲来! 息子ために母が作った「進撃の巨人」スイカアートが凄いと話題に
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0719/blnews_170719_1636691878.html
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2.FOODWORLDトピックス
このコーナーは、FOODWORLD に関するイベントやトピックス、また各機能のご説明を毎月選定してご紹介いたします。
こんにちは。9月号担当の「たぬき一郎」です。
今回は「生産管理システム導入を考えるタイミングって?」についてお話ししたいと思います。
昨今、食品業界も人手不足問題や表示の義務化、またHACCP義務化にともない、AIやIoT、RPA(Robotic Process Automation)といった言葉がニュースでたくさん流れています。
ちなみにAIやIoT、RPAは、業務がデジタル化されている事が前提のものですが、これからの時代、そうなっていく事は避けては通れないと思われます。
デジタル化が迫る中で、食品工場でいうと、業務部、購買部、システム部の方々が普段の業務でシステム関係に携わる事が多いようです。
既存のシステムを「システム改修」して少しづつ業務に合うよう改善して運用しているか、または自作でExcelで作成し運用しているか、だと思います。
かといって「生産管理システムを導入」となると、システム範囲も広く工場全体の業務改善になってしまうため、多部門に渡って業務変革を求められます。
更に値段も高額になってしまう為、会社の中でも「予算化」する事は難しいと言われてます。
では、どのタイミングで「生産管理システム導入を検討しよう!」と考える、または思うのか、今回はお客様との話の中で、よく出てくる理由3つをご紹介いたします。
1.新工場を設立する(改築もふくめる)
一番多いのが「新工場を建てる」です。
なぜこのタイミングなのか?
売上増加目標に対しての生産数が増加、効率アップのためにライン数の増加、社員が快適に働ける環境づくり、人員確保、法規(HACCP、ISO、フードディフェンス 等)対応、などなど。
このような理由で新工場を建てる中「新工場を建てるなら予算の中にシステム導入費用も一緒に・・・」と検討されることが一番のタイミングのようです。
新社屋、新設備導入による業務変更(業務フローの変更)に伴い、コードを一新したり、得意先、仕入先、商品等のマスターを整理したりと、今まで分散され管理されていたデータを統合するには良いタイミングだという事です。
2.Excelを脱却したい
2番目が「Excel運用を何とかしたい」です。
なぜこのタイミングなのか?
生産指示や発注、在庫管理で使用している頻度が高いと思いますが、部署や担当者毎に様式が異なり集計作業等が煩雑になる、共有ファイルが複数で同時に使えない、入力漏れ、人為的ミス 等が言われています。
確かにExcelは非常に便利ですが、個人利用を想定して作られているソフトなので、会社全体の情報共有、データ管理等を行うと上記のような弊害が考えられ、使用する人が増えていけばいくほど顕著になります。
また担当者しか「分からない」「触れない」や「担当者がやめたらどうするの?」等の声が現場から聞こえてきたら、生産管理システム導入検討のタイミングという事です。
かといってExcelをすべてやめる事はなく、使いやすい部分は一部残し統合データベースと共存するという選択肢もあります。
業務を見直す(整理する)いい機会にはなりますよね。
3.システムのリプレイスをしたい
次に多いのが「現システムをリプレイスしたい」です。
なぜこのタイミングなのか?
一昔前に作成したシステムでは、法規・法令に対応出来ていない・できない、とか修正するにもコストが高いという声が聞かれます。
また、稼働するハードウェアやOSの保守切れ、メンテナンスできる技術者の減少 等が出てくるのも事実です。
前述した法規・法令でいえばHACCP、ISO、ラベル表示 等、この何年かで色々な法令が義務化となってきました。
食品業界も、めまぐるしく変化する業界なので、法規・法令もさることながら、運用や業務の変化も激しく、現場から当初決めた機能が「もう使えない」といった声が聞こえ始めたら、生産管理システム導入検討タイミングです。
まとめると
・新工場を計画している場合、設備や機器が新しくなる事からシステムを導入して生産拡大のチャンスである
・品目数や取引先が増加する事で、これまで属人的にExcelでこなしてきた体制では限界があり、DB一元化するチャンスである
・既存システムに不安、不満があり、古いシステムに引きずられ業務が停滞していたら、システムリプレイスするチャンスである
是非、この機会を利用し生産管理システム導入をご検討ください。
当社FOODWORLDも陳腐化しない様、入荷時、出荷時のハンディよる実績収集、製造工程におけるタブレット+計量機での実績収集 等、外部デバイスを使用して人の負荷を軽減する仕組みも積極的にご提案しております。
冒頭に記述したAIやIoT、RPAは、食品業界にとっても決して他人事ではなく、近い将来必ず導入されるしくみとなるはずです。
今からそれに備えて、部分的にでも「業務のデジタル化」を実現していくことが、将来の第一歩になる事だと思います。
ご検討機会がありましたら、是非、ご相談ください。
今回ご紹介した内容について、動画も是非をご覧ください。
http://www.foodworld.jp/tips/tips-movies
FOODWORLD製品紹介はこちらもご覧下さい。
http://www.foodworld.jp/products
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3.今月のTips動画
FOODWORLDの便利な機能や使い方をトピックスのテーマに合わせて動画でご紹介します。
今月は「生産管理システム導入を考えるタイミングって?」です。
下記URLでご覧ください。
http://www.foodworld.jp/tips/tips-movies
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4.編集後記
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
もう9月。今年の夏は暑くて短かった気がしませんか?
梅雨明けも7月末だったし、なんか雨ばかり降っていた気がしますし、あっ!そういえば、梅雨前にも真夏日みたいなことがありましたね。
よくわからない気候です。
年取ると体が気候についていかず、常に調子が悪いというか、「良い時がない」といった感じです(笑)。
みなさん体には十分注意してください。
またまたスポーツの話題ですが、東京オリンピック2020まで残り1年を切りました。
テレビではオリンピック前哨戦として「世界~」が多く放映されています。
「水泳」と「柔道」はテレビで鑑賞しておりました。
私も小学校の頃は野球と同時に柔道もかじってまして、柔道をみると声がでる事もしばしば・・・・
大技できめるカッコよさは昔から変わりません。
どの競技にしても、狭き代表枠なのでみんな頑張ってほしいです。
話は変わりますが、8月といえばお祭りの季節。
木更津でも8/14やっさいもっさい、8/15花火大会が開催されました。
とはいっても私は自宅待機。
年取ると人混みが嫌で、「見たいけど面倒くさい」みたいな感じでここ数年来ています。
嫁、息子はそれぞれ見に行ったようで、「今年はきれいだったよね」とか話している仲間に入れません(笑)。
いーんです。(某芸能人風に)
来年は誰か誘ってくださーい!
それでは次回もお楽しみに。
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