月刊FOODWORLDメールマガジン2022年 1月号から抜粋
タブレット端末と計量器との連携
こんにちは。1月号担当の「たぬき四朗」です。
今回はFOODWORLD(以下FW)のタブレット端末と計量器との連携についてご紹介したいと思います。
FWは食品工場内でも主に事務所内のPCに設定され、事務所内でデータ入力や指示書出力などの運用をすることが多いです。
製造現場では「水はね」「粉じん」などが発生するため、PCを守る工夫をしなければ安全に使用することはできません。
そこで、製造現場で安心して使用できる機器として防水・耐久性に優れた「タブレット」を使用し専用画面を組み込んだタブレット端末の開発を行いました。
このタブレット端末を導入することで、FWの指示内容を確認したり、現場の実績をその場で入力することができるようになります。
導入に当たっては、現場で操作してもらう時の負担をいかに軽減できるかが最大のテーマになります。
今回は計量器と連携した事例について説明したいと思います。
製造現場では、投入する原材料の重量や仕掛品の出来高の重量を計量するために計量器を設置しています。
計量した実績は、従来であれば各製造現場の担当者が紙に記入しておいて、後から事務所のFW端末に入力することになります。
今回は、その手間を軽減してスピードアップしたいというご要望に応える為に、各製造現場でタブレットに入力してもらう事としました。
通信機能を持った計量器を導入していただき、計量器とタブレット端末間をBluetoothという通信でつなぎ、計量器の重量データをそのまま受取ることでタブレット端末側の入力操作を自動化しました。
そうする事で、自動入力となったことから作業負荷が軽減し、また計量器の示す重量情報の見間違い、画面に入力する際の入力ミスも減らせる事となりました。
今後ますます、現場で使う様々な設備や計測器がネットワーク化できるようになると思いますので、事例を増やしていき、FWで管理できるデータを充実させたいと意気込んでいます。
また、今回タブレット端末を導入したお客様では、次のステップとして指示書の紙出力をタブレット端末の画面に全面移行する完全ペーパレス化も計画されています。
いずれ、事例としてご紹介させていただきます。
FWとタブレット端末を使用した概要イメージを動画に用意しましたのでご覧ください。
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