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■■■■月刊 FOODWORLDメールマガジン
VOL.009(2014年1月号) 株式会社イーエスケイ
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平素よりお世話になっております。
日頃お世話になっておりますお客様や情報交流のある皆様向けに当社オリ
ジナルのメールマガジンを発行しております。
今後、メールマガジンを通じてお客様へ最新の情報提供や、当社ならではの
製品紹介を、読んで楽しいコンテンツとして定期的に配信させていただきます
ので、宜しくお願いいたします。
(このメールは、お世話になったお客様、及びお名刺交換させて頂いたお客様、
当社パートナーの皆様にお送りしています。)
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1.業界ニュース
2.FOODWORLDトピックス 今月のテーマ「トレーサビリティ」
3.今月のTips動画
4.編集後記
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1.業界ニュース
(1)【朝日新聞デジタル】
(けいざい新話)大いなる豆:2 ワケあって、乳業にも負けん
http://news.asahi.com/c/adpAbV33w6cEbua2
(全記事の閲覧には会員登録が必要です)
【おやじタヌキのちょっと一言】
日本発の新しい食材です。動物性の食材に比べてちょっと地味な
感じの大豆ですが、低カロリーで高タンパク。卵や牛乳にも
負けない素材へ、新しい価値を生み出して欲しいです。
(関連記事)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20130415/1048720/?ST=life
(2)【JB PRESS】
「昆布ロード」は宝の山の通り道だった
日本の味は昆布だしとともに(前篇)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39233
これぞヴィンテージの風味、現代に甦った「蔵囲」昆布
日本の味は昆布だしとともに(後篇)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39293
【おやじタヌキのちょっと一言】
ユネスコの世界遺産に登録された「和食」にまつわる
トリビアです。
植物からダシを取るのは仏教由来だそうです。歴史と伝統
ってやっぱり深い。この国に生まれた幸せを感じます。
読み終わったらさっそく昆布だしの深い味わいを召し上がれ!
「おでん」しか浮かばない俺ってやっぱり庶民だな~。
(3)【えん食べ】
鉄道模型を眺めながら食事を–本格「鉄道カフェ」がイオンモール幕張新都心に
http://entabe.jp/news/article/3560
【おやじタヌキのちょっと一言】
千葉の鉄男、鉄子の皆さんに朗報です。
(4)【Yahooニュース】
<飽和脂肪酸>表示を推奨 消費者委方針、食物繊維も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131214-00000031-mai-soci
【おやじタヌキのちょっと一言】
ナトリウムの「食塩相当量」が義務化されるようです。
その他、「推奨表示」として2成分が加わります。
(5)【International Business Times】
中国: 2014年の6つの政策優先項目 最上位に食品の安全性
http://jp.ibtimes.com/articles/52456/20131219/255416/page1.htm
(最初にサイトへアクセスすると強制的にTOPページにリダイレクトされます。
もう一度アクセスすると記事ページが表示されます。)
【おやじタヌキのちょっと一言】
ちょっとニュースソースに怪しいところもありますが、
なかなか衝撃的です。「6つの最優先政策」とのことですが、
他の項目が巨大国家の政策課題として「いかにも」なのに
比べて、トップに来ている「食の安全性」だけがどうにも
浮き上がってます。
日本で言えばエネルギー政策と偽装問題とを同列で扱って
いるようなものでしょうか。
しかし、もし本当であれば、中国が威信を賭けて取り組む
ことになるので、この先どんな政策が出てくるのか?
要注目ですね。
農産物や加工食品の国際競争力という観点では、このところ
偽装事件ばかり起こしている日本は、いつか中国と信頼性
が逆転してしまうこともあり得るかもしれません。
(6)【中日新聞】
ソバ栽培農家に危機感 農政改革、撤退も考慮
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20131217/CK2013121702000018.html
【おやじタヌキのちょっと一言】
福井県はそばの作付面積が全国第3位ということです。
「ソバの作付面積は農政に翻弄(ほんろう)されてきた
歴史がある」ということですが、一般の企業では
農政ではなく「市場」や「国際情勢」に翻弄され続けて
いるのが当然の理で、文句を言う相手もいません。
いろいろ経緯はあるにせよ、農業従事者が自分を守って
くれるのは政府ではなくお客様だと、気付いた時に
本当の農政改革はスタートするのかも知れません。
生意気なようですが、そんな気がします。
(7)【WEDGE Infinity】
規模追わず黒字出す
ローカルスーパー
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3392?page=1
【おやじタヌキのちょっと一言】
小さな企業が創意・工夫で奮闘する姿を称えています。
同時に、本質的な消費者のニーズも見えて来ます。
こういう会社がいるから日本はいい国ですね。
伊丹十三の映画「スーパーの女」の宮本信子のセリフ
「だって、スーパーって面白いじゃない!」
ホントですね。
(8)【産経ニュース】
「キムジャン」も無形文化遺産に登録、韓国提案のキムチ漬け風習
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131206/trd13120616060018-n1.htm
【おやじタヌキのちょっと一言】
和食の無形文化遺産への登録が一大ニュースになって
いますが、同時に決まった韓国のキムチ登録は初耳でした。
日本のマスメディアは報道統制でも受けているのでしょうか?
実は、和食もキムチも、文化の先行きが心細い点でも
共通しています。和食は日本の若者に敬遠させており、
キムチは中国産に押されて貿易赤字になっています。
これほど身近な隣国で、お互いが吹けば飛ぶような
小さな国同士です。共通の喜びや悩みを共有して協力
し合うようなことができないものでしょうか。
(9)【バイテク情報普及会】
「遺伝子組み換えでない」が気になるあなたへ
http://www.cbijapan.com/index.html
【おやじタヌキのちょっと一言】
遺伝子組換え作物について、世界企業の広報活動です。
科学技術は好きだが、この件は「何となく不気味で嫌だ」
と思っている我々の感覚はどうなのでしょうか?
(10)【日刊アメーバニュース】
ローソンVSセブン ダイエット効果を謳う低糖質食品でバトル
http://news.ameba.jp/20131201-191/
【おやじタヌキのちょっと一言】
食ビジネスの先読みで最早コンビニの動きは外せません。
本当は大都市や地方都市、その他でそれぞれ消費者の動き
は違うと思われるので、そこは「裏を読む」しかありませんが、
消費動向のアンテナはさすがに彼らは高いと思います。
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2.FOODWORLDトピックス
このコーナーは、FOODWORLD に関するイベントやトピックス、また各機能の
ご説明を毎月選定してご紹介いたします。
こんにちは。
1月号担当の「たぬき次郎」です。
今月は「トレーサビリティ」について紹介します。
【トレーサビリティとは】
食品がいつ、どこで作られ、どのような経路で食卓に届いたかという生産履歴
を明らかにする仕組みの事で、BSEの発生に対応して牛肉に関しては義務化され
ました。今後はその他加工品にも適用される見込みです。
現在、FOODWORLDユーザーの業種としては弁当総菜の加工業が多数を占めており、
多くのお客様では簡易的に紙などで記録しているようです。
中にはいち早くトレーサビリティを運用しているお客様もいます。
では、FOODWORLDのトレーサビリティ機能とはどのようなものかを簡単に紹介します。
1『出荷商品から遡って、製造履歴さらには入荷履歴までを追跡できる』
もし、消費者が購入した弁当の具材の一部に異常が見られ問い合わせがあった
場合、それがどの段階で起こったものか、またいつ入荷した材料ロットを使用
したかなどを追跡し、異常や事故の原因究明に役立ちます。
2『入荷ロットから、それがいつ何の加工に使用され、どこに出荷されたかを
追跡できる』
異常や事故の原因となった材料や加工が最終的にどこに出荷されたかまでを追跡
でき、影響範囲の把握や場合によっては商品回収範囲の判断にも役立ちます。
よくよく考えればこの仕組みは、義務化されていない業種において、導入する事に
よる直接的な利益向上や品質向上などの恩恵には与れません。
何か起こった時のための保険的な仕組みです。仕組みが無くても普段の業務には
何の影響もありません。
ここでは「事故が起きた場合」の説明をしました。しかし、工場として考えるべき
本質は、やはり食に対する「安心・安全」ではないでしょうか。
例えば農産物のように栽培履歴情報を開示することにより、商品へ付加価値を与
え、消費者へ安全・安心を届ける。
工場での加工商品も同様に捉え、どの様な方法・条件で、いつ、何を使って、何が
できたなど生産履歴情報(トレース可能な情報)を保持し、開示・提供などに活用
する事により、消費者や得意先からの信頼を獲得することにつながり、間接的に
利益貢献へ導くことができるのではないでしょうか。
また、内部統制的な観点から品質向上へも連動するものと考えています。
とはいえ、生産履歴情報を管理(入力・維持)するのは簡単ではない事も事実です。
手間やコストは相当なものになります。
実現したくても、なかなかできない現実があります。
この様な現実に対し、
・計量機との連動で自動入力
・タッチパネルによる簡単実績入力
・音声による実績入力
・ハンディターミナルやスマートデバイスの導入 など
色々な手法での解決方法を用意しています。
これら手法を含め、私たちは常に対話をもって、お客様に合った運用を提案し、
問題解決や理想実現に向けた手助けをさせて頂いております。
では、今回はこれまで。
次回は「たぬき三郎」による「レシピ管理」です。お楽しみに!!
FOODWORLD製品紹介はこちらもご覧下さい。
http://www.foodworld.jp/products
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3.今月のTips動画
FOODWORLDの便利な機能や使い方をトピックスのテーマに合わせて動画で
ご紹介します。
今月は「トレーサビリティ機能のご紹介」です。
下記URLにてご覧ください。
http://www.foodworld.jp/tips/tips-movies
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4.編集後記
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
再登場の「たぬき次郎」です。
今年ももう終わりですね~。
思い起こせば、今年も様々なニュースがありました。特に食品業界で言えば、
メニュー偽装やTPPなどが記憶に新しいものではないでしょうか。
個人的に言えば、2020年の東京オリンピックが決定した事は一番のGOODニュース
でした。オリンピックゲームを日本で見れるなんて夢のようです。
※1964年の東京オリンピックでは、私はまだ生まれていません。
来年も胸をときめかすようなGoodなニュースに期待したいですね。特にサッカー
のワールドカップは良い結果を期待したいものです。
さてと、スポーツ好きの次郎の戯言はさておき、今年も皆様方には色々とお世話
になりました。この場を借りて御礼申し上げます。
皆様方におかれましては良いお年を迎えられますよう、また、来年も相変わらず
のご愛顧をお願い申し上げて、今年最後のご挨拶とさせて頂きます。
それでは次回もお楽しみに。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 株式会社イーエスケイ