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■■■■月刊 FOODWORLDメールマガジン
VOL.042(2016年10月号) 株式会社イーエスケイ
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平素よりお世話になっております。
日頃お世話になっておりますお客様や情報交流のある皆様向けに
当社オリジナルのメールマガジンを発行しております。
このメールは、お世話になったお客様、及びお名刺交換させて頂いたお客
様、当社パートナーの皆様にお送りしています。
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1.業界ニュース
2.FOODWORLDトピックス 今月のテーマ「FOODWORLDにおける産地管理」
3.今月のTips動画
4.編集後記
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1.業界ニュース
(1)【日本食糧新聞】
農水省、リスク管理すべき有害微生物にE型・A型肝炎ウイルス追加へ
https://news.nissyoku.co.jp/news/detail/?id=KOUJIMA20160920111702797(全文の購読にはログインが必要です。)
【おやじタヌキのちょっと一言】
以下にリンクした農水省のページの、一番下にあります。
品質管理に求められる基本事項となります。ご確認下さい。
※関連記事
【農林水産省】
農林水産省が優先的にリスク管理を行う対象に位置付けている危害要因についての情報
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard-info.html
(2)【厚生労働省】
【重要】雇用保険の適用拡大等について
平成29年1月1日より65歳以上の方も雇用保険の適用対象となります
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000136389.html
【おやじタヌキのちょっと一言】
現在雇用中の従業員も対象となりますのでご注意下さい。
詳細はホームページにあるPDFでご確認下さい。
(3)【毎日新聞】
「36協定」見直し始まる 残業規制、上限が焦点 実効性どう確保
http://mainichi.jp/articles/20160911/ddm/016/010/039000c(全文の購読にはログインが必要です。)
【おやじタヌキのちょっと一言】
安倍政権の「働き方改革」検討が始まり、「36協定」の見直しを含む
残業の総量規制が俎上に上っています。
働く側にとっては収入減につながる話でもあり、そう簡単な話では
ないとは思いますが、大人の事情で手っ取り早く成果を出そうとすれば
残業規制が最初に来る可能性は高いと思います。
※関連記事
【exciteニュース】
36協定見直しで残業規制へ 「36協定」と「特別条項」の問題点を振り返る
http://www.excite.co.jp/News/matome/society/M1473226547182/
(4)【厚生労働省】
最低賃金の引上げに向けた中小企業・小規模事業者への支援策を公表します
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000135277.html
【おやじタヌキのちょっと一言】
賃金改定(改善)が条件にはなりますが、設備の導入や社員研修に使える
補助金です。活用をご検討下さい。
(5)【日本経済新聞】
非正規の年金加入後押し 厚労省、企業に助成金拡充
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO06957360X00C16A9EE8000/(全文の購読にはログインが必要です。)
【おやじタヌキのちょっと一言】
10月から適応される社会保険の範囲拡大に合わせて適応する補助金です。
アメとムチのアメの方ですが、これも2%の賃上げが条件になります。
政府も手を変え品を変え色々押し付けてきますが、その前提となる
景気浮揚への道筋が不明瞭なのが困ったところですね。
(6)【FOODS CHANNEL】
食品表示法施行から一年半、新表示への移行の現状
https://www.foods-ch.com/anzen/1473726786665/
【おやじタヌキのちょっと一言】
新しい食品表示法への対応はお済でしょうか?
加工食品は移行期間が長めに取られているので「これから」という
皆さんも多いと思います。この記事では具体的な表示例を含めて
解説してくれていますので再確認されてみて下さい。
(7)【一般財団法人食品産業センター】
平成28年度農林水産省補助事業「一般的衛生管理徹底&HACCP導入研修会」開催のご案内
http://www.shokusan.or.jp/index.php?mo=topics&ac=TopicsDetail&topics_id=802
【おやじタヌキのちょっと一言】
HACCP義務化が迫っています。
食品産業センターが全国でHACCPの無料研修を実施しますので
参加を検討してみてはいかがでしょうか(まだ間に合います)。
ところで、センターの研修は「農林水産省補助事業」とのこと
ですが、以下の記事では厚生労働省の決定として扱われています。
この辺どうなっているのでしょうか?
※関連記事
【時事ドットコムニュース】
HACCP全面義務化へ=小規模事業者は要件緩和-厚労省検討会
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092000827&g=soc
(8)コンビニ記事のまとめ
【おやじタヌキのちょっと一言】
今月はユニー・ファミマの統合もあり、数多くのコンビニ
関連記事が出ました。多数あり過ぎて絞り込み切れなかったので
まとめリンクとしました。
関心のある記事を選んでご覧下さい。
【東洋経済オンライン】
ユニー、ファミマとの統合で大量閉店の衝撃
http://toyokeizai.net/articles/-/134390(全文の購読にはログインが必要です。)
【DIAMOND ONLINE】
コンビニとの「総菜戦争」で食品スーパーが負けない理由
http://diamond.jp/articles/-/100558(全文の購読にはログインが必要です。)
【日本経済新聞】
セブンイレブン1万9000店に「同時通訳」 訪日客向け
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO06687320Q6A830C1TI5000/(全文の購読にはログインが必要です。)
【日本経済新聞】
ローソンとポプラが共同店舗 年内54店、山陰強化
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ05IU5_W6A900C1EAF000/(全文の購読にはログインが必要です。)
【President Online】
ファミマのお弁当が“突然、おいしくなった”理由
http://president.jp/articles/-/20049(全文の購読にはログインが必要です。)
【HARBOR BUSINESS Online】
ファミマに買収された人気地方コンビニ「ココストア」「エブリワン」ファンに朗報!一部店舗が分離・存続に
http://hbol.jp/108277
【HARBOR BUSINESS Online】
北海道内コンビニ店舗数No.1!セイコーマートが「とうもろこし」を売り続ける理由
http://hbol.jp/110952
(9)【日経トレンディ】
昼食を制する者が健康を制す!? 健康弁当がカギに!
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1008498/082600421/
【おやじタヌキのちょっと一言】
弁当や総菜の付加価値として、「健康志向」があります。
では一体どんな具材や調理を「健康志向」と考えれば良いのか?
どんな点を訴求すればいいのか?
この記事では医師がメニュー開発した弁当など、健康志向商品の
事例が写真付きで見られるので、商品開発の参考になると思います。
(10)【gooニュース】
どこから見ても美しいフォルム! 「とびばこパン」はデザイナー渾身の話題作
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/trend/mycom_1506260.html
【おやじタヌキのちょっと一言】
発想が素晴らしいです。「とびばこパン」で画像検索してみて
下さい。かなり癒されます。
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2.FOODWORLDトピックス
このコーナーは、FOODWORLD に関するイベントやトピックス、また各機能
のご説明を毎月選定してご紹介いたします。
こんにちは。
10月号担当の「たぬき次郎」です。
今月は「FOODWORLDにおける産地管理」についてお話しします。
現在、食品ラベル表示は対象や内容について常に議論され、義務化・制度化が
進んでいます。
食品加工業に身を置く方は常にその動向を把握し、業務に反映しているものと
思われます。
今回は表示義務化されている内容の中でも『産地表示』について、カット野菜工場
を例にお話ししたいと思います。
生鮮食材を使用した加工品に関する産地表示は、細かい定義は省略するとして、
「重量の割合が50%以上を占める原材料について、その原産地を表示する」
と定義されています。
最近、FOODWORLDではカット野菜工場への導入が増えており、野菜を使用したお客様
の工場でももちろん食品ラベルの表示には神経を使って日々工場運営しています。
産地に関する運用について、キャベツを例にお話します。
まず、産地は入荷ロットで変化する場合がありますね。
・今の在庫は「千葉県産」
・明日の入荷は「茨城県産」
場合によっては日々入荷し、毎日産地が違うなんてこともあるかもしれません。
となれば加工で使用するキャベツの産地によってラベルの表記を変更しなければ
ならないということになります。
対象はキャベツを使用している商品となり、ラインナップによっては数品~数十品
に上る場合もあり、ラベル内容の変更作業は非常に負担がかかります。
実際、ラベルへの産地表記を変えるということは、文字数の変化により表示レイ
アウトの調整なども必要となります。
またそれらラベル情報を変更する行為により、価格などその他のラベル情報を誤って
変更してしまうなどラベル表示事故の可能性がでてきますので慎重な作業を要求され
ます。
そして、キャベツだけならば良いが・・・その他の野菜も同様ですね。
このように、日々産地を管理することは非常に大変な業務となることが分かります。
あるユーザーでは、日々の産地変更に係る、
・ラベル変更の負担を軽くしたい
・ラベル変更の漏れを無くしたい
・社内のみんなで、本日の野菜別の産地を共有したい
を解決するよう要件を整理し、FOODWORLDを活用しています。
簡単に言えば、対象となる原材料別に産地を入力し、それをラベルに反映するという
ものですが、
1.本日加工で使用する原材料(野菜)について産地を入力する。
2.入力した原材料別の産地を帳票(産地表)に出力します。
3.対象原材料を含んでいる商品を検索(レシピの逆引き)し、商品ラベルの
記載(産地情報)を自動変更する。
4.商品・得意先によっては、納品書へも産地情報を記載するため、納品書情報も
更新する。
といった内容です。
例えば、『キャベツミックスサラダ』という商品があるとしましょう。
その商品のラベルへの記載は、本日加工に使用するキャベツが
・千葉県産ならば
⇒「原材料名/キャベツ(千葉県産)、・・・」
・千葉県と茨城県ならば
⇒「原材料名/キャベツ(千葉県産・茨城県産)、・・・」
という具合に変換されます。
産地情報は単一産地の場合もあれば、複数産地の場合もありますね。
このようなケースも含めてシステムが自動検索・自動変換しラベラーへ情報送信する
ことにより、大幅に作業負荷は軽減され、変更漏れの心配も無くなると思います。
納品書も同様です。
また、この産地管理はラベル内容の変換作業の軽減だけではなく、別の運用面でも
活用できます。
例えば上記2.の産地表。
これを在庫担当・購買部門・製造部門と工場全体で毎日共有することにより、誤運用
を避けることができます。
ラベルの表記が変わればよいというものではなく、実際に加工で使用されるものが
その通りでなければなりません。工場全体で共通認識を持って作業に当たることは
非常に重要な運用となります。
FOODWORLDにおける産地管理のイメージは動画でご覧いただけます。
是非、ご覧ください。
http://www.foodworld.jp/tips/tips-movies
今回の産地についての話は義務化・制度化における一例ですが、今後もこのような
事例をどんどん紹介していきたいと思います。
今後のFOODWORLDにご期待ください。
FOODWORLD製品紹介はこちらもご覧下さい。
http://www.foodworld.jp/products
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3.今月のTips動画
FOODWORLDの便利な機能や使い方をトピックスのテーマに合わせて動画で
ご紹介します。
今月は「FOODWORLDにおける産地管理」です。
下記URLにてご覧ください。
http://www.foodworld.jp/tips/tips-movies
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4.編集後記
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
「たぬき次郎」です。
秋の気配も深まり、ようやく寝苦しい熱帯夜から解放されました。
しかし、今年の秋は雨が続きますね。梅雨時期よりも太陽が見えません。
さて、恒例?の木更津地元紹介のコーナーです。
9月18・19日に木更津では「みなと木更津うみ祭り」が開催されました。
これは港町であります木更津の「海」祭りです。※実はこの日も雨でした。
プレジャーボートやキッズボート、ヨットやカッターボートなど普段乗ることの
できない海の乗り物に体験乗船することができ、ハゼ釣り大会や親子で楽しめる釣り
教室などがあります。
私も今年は参加してきました。
子供と一緒に「キッズボート」や「カッターボート」に乗船しました。
「キッズボート」はゴムボートにエンジンがついた感じのもので、海の上をスピード
を上げて進むのは爽快でした。
続いて「カッターボート」は6人でオールで漕ぐものでした。
いやぁ、なかなか難しいものですね。呼吸を合わせなければ上手く行きたい方向に
進んでくれません。
この日は風も強く、かなり流されてしまいました。そんな状況で漕いだものなので、
腕や足腰はかなり悲鳴を上げました。何という事もない、単なる運動不足ですが。
今度はしっかり漕ぐぞー!
毎年この時期に開催されていますので、興味がある方は来年いかがでしょうか?
以上、「たぬき次郎」の編集後記でした。
それでは次回もお楽しみに。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 株式会社イーエスケイ