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■■■■月刊 FOODWORLDメールマガジン
VOL.051(2017年 7月号) 株式会社イーエスケイ
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平素よりお世話になっております。
日頃お世話になっておりますお客様や情報交流のある皆様向けに
当社オリジナルのメールマガジンを発行しております。
このメールは、お世話になったお客様、及びお名刺交換させて頂いたお客
様、当社パートナーの皆様にお送りしています。
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1.業界ニュース
2.FOODWORLDトピックス 今月のテーマ「食品工場内のデータ収集」
3.今月のTips動画
4.編集後記
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1.業界ニュース
(1)【消費者庁】
食品表示の適正化に向けた取組について
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/information/pdf/food_labeling_information_170623_0001.pdf
【おやじタヌキのちょっと一言】
今年も7/1から夏期一斉取締りがあります。ご留意下さい。
(2)【e-Gov】
「大量調理施設衛生管理マニュアルの改正案に関する御意見の募集について」に寄せられた御意見について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495160494&Mode=2
【おやじタヌキのちょっと一言】
大量調理施設衛生管理マニュアルの改正案が出ています。
主にノロウイルス対策などの衛生管理が強化されているようです。
それはそうとして、パブリックコメントに寄せられた意見は
同業者の発言として面白く読めます。改定の方向性の確認と
合わせて、是非一度本文(「ご意見に対する回答」リンク先のPDF)
に目を通してみて下さい。
(3)【日本経済新聞】
産業医の権限強化 過重労働防止策、企業に報告義務
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF16H1A_X10C17A6MM8000/
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【おやじタヌキのちょっと一言】
来年度の採用が始まっていると思いますが、状況はいかがでしょうか?
働き方改革の一環で、新たな規制が出てきそうな様子です。
これまで「なあなあ」で済ませてきたことも、整理して制度化する必要
に迫られるなど、労務管理者は急に忙しくなっていることと思います。
頑張りましょう。
参考になりそうな記事をあと2つご紹介します。
※関連記事
【日経ビジネス】
「夫が言えぬなら私が言う」労基署に行く妻たち
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/060200140/060600004/
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【MAG2NEWS】
コンビニから消える「日本人アルバイト」。外国人40%の地域も
http://www.mag2.com/p/news/252720?utm_medium=email&utm_source=mag_news_9999&utm_campaign=mag_news_0612
(4)【JCASTニュース】
髪の毛を触った後にすしを握った女性店長 3か月間で養成の「すし職人」ってこんなもの?
https://www.j-cast.com/2017/06/04299700.html?p=all
【ダイヤモンド社 書籍オンライン】
まるで恋愛のような接客をするサンドイッチ店に向けられた賛否
http://diamond.jp/articles/-/128862?utm_campaign=doleditor
【おやじタヌキのちょっと一言】
2つの記事をまとめて紹介します。
労働力不足は喫緊の課題で、抜本的な革新に迫られた時、その仕事を
再定義するのだと思います。職人やサービスなど専門職の仕事
(の本質)っていったい何だろう?と、突き詰める必要が出てきます。
反発や反感は当然予想されますが、とにかく先に進まなければなら
ない場合もありますよね。
皆さんの会社の社員の仕事の本質って、一体何でしょうか?
(5)【日本経済新聞】
セブン、ベトナムに挑む 「最後の巨大市場」争奪戦
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDX15H0Y_V10C17A6FFE000/
【おやじタヌキのちょっと一言】
ベトナムって思ったよりも人口の多い国なのですね。
コンビニは日本が世界に誇れるビジネスモデルで、中でも最強の
セブンイレブンがベトナムに挑戦します。
他のアジア諸国でもさぞかし順調に拡大しているのだろうと思って
いましたが、インドネシアは地場企業に敗れて全面撤退だそうです。
やっぱり一筋縄ではいかない国もあるでしょうね。
ベトナムはどうなるか?頑張って欲しいです。
※関連記事
【日本経済新聞】
「セブンイレブン」運営財閥、インドネシア全店を閉店
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDX22H17_S7A620C1FFE000/
(6)【MAG2NEWS】
思い出したい。日本人が忘れかけている「いただきます」の誇り
http://www.mag2.com/p/news/251846?utm_medium=email&utm_source=mag_news_9999&utm_campaign=mag_news_0606
【おやじタヌキのちょっと一言】
倫理的、心情的な面からも、食品業に携わる方には是非ご一読いただき
たい記事です。食に対する日本人の、自然観と混然一体となった宗教観の
ようなものを再認識しようと呼び掛けています。
さて、それとは別に、最近の「応援消費」のような動向も感じて
いただけたらと思います。若者がクラウドファンディングに結構投資
しているそうです。車にも服にも興味ない扱いにくい世代と思われて
いますが、「応援する」ことを目的とした消費は盛り上がっています。
私自身も、必要に迫られて購入するモノは最近は殆どありません。
そのブランドを応援したいから、その店が無くなっては困るから
という理由でお金を使っている場合が増えてきているように感じます。
ビジネスの今後を考える際に、応援消費を喚起するという考え方が
必要になっているように感じます。
(7)【日本農業新聞】
豆腐業界 初の定義 大豆10%以上「とうふ」 「品質」明確に安売りを防止
https://www.agrinews.co.jp/p41046.html
【おやじタヌキのちょっと一言】
豆腐業界の苦境は随分マスコミでも取り上げられているので、認知し、
行動し始めた消費者もいるかも知れません。
さらに、業界団体が自衛策としての自主規制を検討しているという
記事です。今後、加工食品でもラベル表示などに波及する可能性も
あります。モヤシ業界も危機ということなので、エンゲル係数が
じわじわと上昇しそうです。
※関連記事
【SankeiBiz】
豆腐業者、安売り強要に悲鳴 高齢化とのダブルパンチで廃業続出 農水省に危機感
http://www.sankeibiz.jp/business/news/170617/bsd1706170500009-n1.htm
【朝日新聞】
モヤシ安すぎ?生産者が悲鳴 原料高騰、廃業100社超
http://www.asahi.com/articles/ASK653CM6K65UTIL00R.html
(全記事の閲覧には会員登録が必要です)
(8)【日本経済新聞】
1年後に物価「上昇」、70%超に 消費者庁調査
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF19H0A_V00C17A6EE8000/
【おやじタヌキのちょっと一言】
上記のようなことを肌感覚で消費者も感じているのか、物価が
上がる覚悟をしている人が多いようです。
食文化を守り、健康を維持するためにも、少し「応援消費」を
増やしていただく必要がありそうです。
(9)【日本農業新聞】
夏越ごはん 中食・外食に浸透 販売店舗 前年の2倍
https://www.agrinews.co.jp/p41178.html
【おやじタヌキのちょっと一言】
「夏越(なごし)ごはん」をご存知でしたか?
うだるような夏は食欲が減退します。そんな時、栄養補給の代表
選手は「そうめん」ですが、夏越ごはんもさっぱりした感じで
いけそうです。
今年は猛暑が予想されており、使わない手はないと思います。
(10)【毎日新聞】
日清食品 カップ麺「黒歴史トリオ」 意地の再発売
https://mainichi.jp/articles/20170626/k00/00e/040/257000c?fm=mnm
(全記事の閲覧には会員登録が必要です)
【おやじタヌキのちょっと一言】
またまた出ました。日清の自虐ネタ広告。
今回も飛ばしてます。
特設ウェブサイトも是非チェックして笑って下さい。
間違いなく、今回も売れないと思います。
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2.FOODWORLDトピックス
このコーナーは、FOODWORLD に関するイベントやトピックス、
また各機能のご説明を毎月選定してご紹介いたします。
こんにちは。
7月号担当の「たぬき六郎」です。
今月は「食品工場内のデータ収集」についてご紹介いたします。
食品工場へ伺うと、認証や安心安全のための記録を 紙に記入しファイリングしている姿をよく見かけます。
毎日記入している記録の中に 傾向を見たり、推移を見たりと、
残していくだけではなくもっと活用したい情報はありませんか?
しかし 紙のままでは活用は難しく、パソコンに打ち直すというのも手間がかかります。
将来はIoTに代表されるように、工場内の様々な情報を
自動で収集できる方向に進んでいくと思われますが、
技術的・コスト的な課題から「すべての工場のあらゆる場所で」といった状態となるのは
もう少し時間が掛かりそうです。
そこで、今回は「スマホ一つで超かんたん」に情報を記録していく方法を考えてみました。
農業分野にて展開している弊社「畑らく日記」( http://www.hata-nikki.jp/ )の仕組みを工場へ応用する方法です。
畑らく日記は毎日の栽培記録を「誰でも簡単に」記録できることが特徴のスマートフォンアプリです。
Android/iPhone共に対応しており、現在15,000以上のユーザー様が登録されています。
また音声入力やシンプルなユーザーインターフェースで、農家の方々にも「使いやすい」と評価頂いているサービスです。
そんな 畑らく日記のノウハウを応用した「食品工場日記(仮)」を使えば、スマートフォンで工場内の情報を
手軽に収集していく事が出来るのではないかと考えました。
通信のできるスマートフォンさえあれば特に無線環境の必要はありません。
衛生面を考え 作業場内備え付けの端末を用意し、
今まで紙に記入していた
●認証や安心安全のため残しておかなくてはならない情報
●集計をしてみたい 温度や時間などの数値情報
●その場で気付いたことのメモや写真など
を記録していきます。
記録されたデータはダウンロードしてExcelで編集、分析を行うことができます。
紙の情報をデータ化する使い方のほかにも、
今までなんとなく気になっていた、調べてみたいと思っていたことについて、
アナログな情報・定性的な情報をメモとして記録することが可能です。
音声認識を使えば誰でも簡単に、素早く入力できます。
さらに撮影した画像も保存できますので、キズやサビといった 設備の劣化を残しておき、
経過観察や状況報告に活用する使い方など考えられます。
一つ一つデータを入力していくため、
すぐに何万何十万といったビッグデータが集まるわけではありませんが、
コツコツとデータを貯めていく事で分析が可能となり
何か重要な「気づき」に繋がるかもしれません。
「食品工場日記」のイメージは、動画にてご確認下さい。
http://www.foodworld.jp/tips/tips-movies
今回紹介しました「食品工場日記」は すぐにでも提供可能です。
ご興味がありましたら是非お声掛け下さい。
FOODWORLD製品紹介はこちらもご覧下さい。
http://www.foodworld.jp/products
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3.今月のTips動画
FOODWORLDの便利な機能や使い方をトピックスのテーマに合わせて動画で
ご紹介します。
今月は「食品工場内のデータ収集」についてです。
下記URLでご覧ください。
http://www.foodworld.jp/tips/tips-movies
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4.編集後記
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
「たぬき六郎」です。
2017年も半分終了し折り返し地点、早いですね。
上半期のニュースまとめといったものを見ると 色々あったなと思うのですが、
最近は何といっても「将棋」が話題です。
藤井聡太四段がデビュー後負けなしの29連勝と連日報道が続いていました。
惜しくも30連勝はなりませんでしたが
今後も藤井四段の対局に注目が集まると思いますし、
連勝を止めた 佐々木勇気五段も含め
将棋界はまだまだ盛り上がっていくのではないでしょうか。
最近ではAIが将棋のみならず囲碁でも最強と言えるような存在となり、
少し前まで「これから人間の棋士はどうなっていくのだろうか」といったモヤモヤが
あったのですが、そうした不安が払拭されるようなニュースではないかと感じました。
藤井四段は AIを搭載した将棋ソフトを使って研究をすることで強さを磨いていった
との事で、AIを人間が上手く使った事例でもあります。
我々としても、食品業界の皆様に何らかの形でAIを役立たせることができないかと
考えていかなければならないな とも思いました。
それでは次回もお楽しみに。
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