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■■■■月刊 FOODWORLDメールマガジン
VOL.083(2020年 6月号) 株式会社イーエスケイ
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平素よりお世話になっております。
日頃お世話になっておりますお客様や情報交流のある皆様向けに当社オリジナルのメールマガジンを発行しております。
このメールは、お世話になったお客様、及びお名刺交換させて頂いたお客様、当社パートナーの皆様にお送りしています。
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1.業界ニュース
2.FOODWORLDトピックス 今月のテーマ「FOODWORLD開発業務におけるWeb会議の有効活用」
3.今月のTips動画
4.編集後記
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1.業界ニュース
(1) 食品事業者向けガイドライン
コロナウィルス対応について、中央省庁やその他の外郭団体がガイドラインを公表しています。
食品事業者が取るべき対応について参考にして下さい。
しかし、国民の生活に不可欠な「食品の供給」を支える現場に対して、ガイドラインで義務や責任ばかり押し付けて来ますが、優先的な支援や医療体制のバックアップが示されている訳ではありません。
納得いきませんよね。
【日本惣菜協会】「新型コロナウイルス感染者発生時の対応・業務継続に関するガイドラインの公表」について(農林水産省)
http://www.nsouzai-kyoukai.or.jp/news/20200512/
【食品産業センター】食品製造業における新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドラインの策定のお知らせ
https://www.shokusan.or.jp/news/3694/
【全国スーパーマーケット協会】(5/22改訂)小売業の店舗における新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン
http://www.super.or.jp/?p=11151
【流通ニュース】日本フードサービス協会など/外食業の事業継続のためのガイドライン
https://www.ryutsuu.biz/strategy/m051554.html
(2) 惣菜白書と食品産業動態調査
こんな時期ですが、昨年度の統計が出ていますのでご案内します。
【日本惣菜協会】「2020年版 惣菜白書」6月1日発刊 ~惣菜市場規模は前年対比0.7%増の10兆3,200億円で10年連続拡大~
http://www.nsouzai-kyoukai.or.jp/news/2020pressrelease_hakusho/
【食品需給研究センター】平成31年度食品産業動態調査(年報)
http://www.fmric.or.jp/stat/index.html
(3) 労災認定
業務遂行と罹患の因果関係が明確なら、医療従事者でなくても労災の対象になる可能性があります。
もちろん、業務従事者を感染させないことが第一ですが、もしもに備えて、最新動向を確認して下さい。
【日本経済新聞】仕事が原因で感染なら労災認定も 新型コロナ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58258950Q0A420C2KNTP00/
(全記事の閲覧には会員登録が必要です)
【東洋経済ONLINE】コロナ禍の勤務「労災」が下りる人、下りない人 最新の「厚労省Q&A」「行政通達」から読み解く
https://toyokeizai.net/articles/-/347659
【朝日新聞】スーパー店員、感染時の労災認定しやすく 厚労省が方針
https://www.asahi.com/articles/ASN4Z5J70N4ZULFA00S.html
(4) 需給バランス
想定外の事態により、食材の需給バランスも混乱しています。食品事業者では第一に安定調達が課題ですね。貴社では調達先との信頼関係が築けているでしょうか?
コロナ対策は長期戦と言われています。その間に災害など突発的な事態が発生する可能性もあり、色々想定して備えておく必要があります。
さらに、社会全体では食品ロスも課題であり、関心を持ち続けたいと思います。
【朝日新聞】キャベツ1個400円にも 野菜価格、半端ない乱高下
https://digital.asahi.com/articles/ASN5R6T5NN5QUNHB011.html
(全記事の閲覧には会員登録が必要です)
【産経新聞】野菜が高騰、新型コロナで「取り合い」に
https://www.sankei.com/life/news/200526/lif2005260011-n1.html
【日本経済新聞】食品の原産国表示を緩和 コロナで原材料不足考慮
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57935280Q0A410C2CR8000/
【日本経済新聞】行き場失う農産品や生乳、コロナ禍で在庫膨らむ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59244710Y0A510C2CC1000/
【日本農業新聞】フードバンクSOS 問い合わせ急増 足りぬ食品、人手
https://www.agrinews.co.jp/p50922.html
(5) 需給バランス その2
需給バランスの混乱は世界的レベルでも発生しています。
食料の不足懸念は、メディアが煽りますから政治問題に発展しやすく、過剰反応が起こりやすいと思います。
色々なことがありますね。
【日本農業新聞】新型コロナ拡大で食料生産国 自国優先し輸出制限
https://www.agrinews.co.jp/p50452.html
【PRESIDENT Online】コロナ「大リストラ地獄」のあとに襲いかかる、世界的食料危機の波
https://president.jp/articles/-/34477
(全記事の閲覧には会員登録が必要です)
【日本経済新聞】コロナと食料と政治
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59214980W0A510C2EA3000/
(全記事の閲覧には会員登録が必要です)
(6) ビジネスと生き様
今回の危機で最も打撃を受けている業種の一つが外食業です。
特に小規模経営の外食業者は存亡の危機に立たされているのは皆さんご存知と思います。
その中で、心に残った2つの記事をご紹介させて下さい。どちらが「いい」「悪い」ではなく、「優れている」「ダメ」でもありません。
両方とも共感し、感動します。
現在と未来を守るために奮闘する人がいて、一方で、過去にこだわり変化を拒否する頑固者もいる。人間が集う街には両方とも必要なのだと思います。
【#SHIFT by ITmediaビジネス】“コロナ後”に焼き肉店が過去最高の売り上げ 中国で奮闘した日本人社長、汗と涙の全記録
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2005/22/news020.html
【東洋経済ONLINE】飲食店を「倒産」させるコロナより深刻な問題 NY名店オーナーが20年来の店をたたむ理由
https://toyokeizai.net/articles/-/353083
(7) イカ
昨年はイカの歴史的な不漁がありました。日本国民のイカへの愛が足りないことが原因かもしれません。
【メシ通】「イカを楽しく解剖しながら部位別に美味しく食べる方法」を日本いか連合員が手とり足とり教えます
https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/michae-sanol/2020-00309
(8) 夢の海外旅行
今は、海外旅行は夢のまた夢ですが、とにかくネタだけはマグマのようにため込んでおきましょう。いつか、爆発するぞ!
東京で食べちゃダメです。ご当地のものは、その場所で食べるのが何と言っても美味しいのですから。
【DIAMOND online】ラーメンの良きライバル!?アジアを代表する「麺料理」10選
https://diamond.jp/articles/-/236945
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2.FOODWORLDトピックス
このコーナーは、FOODWORLD に関するイベントやトピックス、
また各機能のご説明を毎月選定してご紹介いたします。
こんにちは。
6月号担当の「たぬき次郎」です。
今月は「FOODWORLD開発業務におけるWeb会議の有効活用」について少し触れさせて頂きます。
ここ数ヶ月、新型コロナウィルスが猛威を振るいましたが、ようやく緊急事態宣言も解除されました。
国全体が自粛の嵐のなか、食品関連では逆に、特に中食に携わる方々はお忙しい日々を送られていたのではないでしょうか。
私たちIT業界では3密を避けるという事で、多くの企業でテレワークや自宅待機となっているようです。
特に営業部門などは、人に会う事ができず本来の活動ができていません。
では、私(次郎)が所属するシステムの開発部門ではどうかというと、やはり同じく影響はあります。
開発部門であっても、ユーザー様との接点無しに業務は進められません。
企業や商材によって違いますが、例えばFOODWORLD(以下FW)導入にあたっての業務プロセスはザックリ以下のようになります。
・詳細ヒアリング
・設計
・開発/テスト
・納品(インストール)
・検証
・操作説明
・本番立ち合い
FWユーザーの方々はよくお分かりですよね。
極端に言えば、ほとんどの業務においてお客様との接点(会話)が無ければ進められません。
今はその接点が持てず、プロジェクトの進行に大きな影響を及ぼしています。
もちろん「接点」を持つための手段はいくつかあり、電話やメールなどはその一つです。
しかし、ちょっとした質問や確認などはそれで済みますが、上記プロセスでは「訪問」を接点の手段としている業務が多くあります。
が、コロナで3密を避ける今の状況では、お客様への訪問が叶わず、業務が停滞しがちとなっているのが実情です。
このような状況を少しでも打破するために登場するのが、ここ最近話題?の「Web会議」(リモート会議、オンライン会議)です。
最近のテレビでもよく見かけますね。タレントがそれぞれの小画面に出るような番組、イメージとしてはそれです。
俗にいう「テレビ会議」は、複数拠点を持つ企業などが社内会議などを目的に専用の会議室に構築していますが、これよりももっと気軽に安価で個人レベルでどこでも参加できるのが「Web会議」という定義になりますでしょうか。
PCやタブレット・スマートフォンとインターネットがあれば簡単に利用できるものです。
最近のノートPCはほぼカメラやマイクは内蔵されていますし、デスクトップPCであってもWebカメラなどをつければ簡単に使えます。
また、アプリも多種多様で、最近はZOOMが人気のようですね。
では使い方は...と、私はこの業界の回し者ではありませんので、詳細はこのくらいにして。
話を戻しますが、世の中では停滞しがちな業務を補うため、このWeb会議が頻繁に活用されるようになりました。
政府からもオンラインでの会議を推奨するような話が出され、何よりも人との対面が制限されるこの時勢に対して有効なツールで、先行き不透明なこの先も主要な手段として利用されていくものと考えています。
では、このWeb会議はどのようなケースで有効かというと、
・会議のオーナー(主導者)が存在し、オーナーが起点となって参加者に意見を求めたり報告を求めたりする場合
・ベースとなる資料等があって、何かを伝える場面(Webセミナーなどもこれに該当)
といったように、起点となる物(者)があり、それを中心に回る会議、例えば操作説明や進捗会議などでは有効ではないでしょうか。
逆に活用には比較的向かないケースとは、
・会議参加者の意見を募り、議論し、方向性や物事を決定するような会議
・オーナー不在の会議
ではないでしょうか。
あくまで私個人の感想ですが、その場で意見を募っても画面ではだれが何を言っているか判り難く、また表情や話すタイミングも掴みにくいなど、情報が整理できず方向性や決定を見出すには非常に困難です。
※特に複数人の言葉が重なり音声が聞こえにくくなる なども。
我々のプロセスでいうところの「詳細ヒアリング」に該当するでしょうか。
詳細ヒアリングでは、様々な立場の人が、様々な意見を述べる中で、仕様を確定させなければなりません。
意思の疎通が取れない会議や曖昧な決定は、後々の進行や信頼関係に影響を及ぼしますので、特にこの部分はしっかりとした対面での打ち合わせがしたいというのが本音です。
そもそも我々FWチームは、直接的なコミュニケーション(極力対面)でユーザー様と接していくことを基本線としています。
IT企業としてはアナログ的なスタンスとも思われますが、ヒアリングに限らず必要に応じて直接対面することによってお互いの信頼関係を築き、その信頼をもってお互いが発展することを柱としています。
これはFW事業を開始して以来20数年変わりません。
とは言え、いつ収束するか分からないコロナの状況下で、手を拱いていては物事が進まないのも事実です。
そこで、当社もWeb会議を有効活用する方向へと進んでおり、実際いくつかのプロジェクトでも活用し始めています。
その際の留意点として、
・事前の準備(想定のたたき台を事前に作成・配布・確認する など)
・進め方の工夫(少人数で、短時間に、主導者を置く など)
これらを前提に、参加者の協力を得ながら進め、都度運用を改善しようと考えています。
正直、対面での会議の様には進まないと思われますが、必要に応じて有効活用し、そのノウハウを蓄積しつつ進歩していこうと思います。
ユーザーや関係者の皆様には、今後お願いする事もあるかと思いますので、その際はよろしくお願いします。
我々FWチームはアプリの内容のみならず、このように業務プロセスについても改善しつつ、今後もお客様へより良いサービスを提供していきたいと考えています。
Web会議の有効活用について、いかがでしたか?
何はともあれコロナが収束し、皆様が以前の普通の生活に早く戻れる日がくることをお祈り申し上げます。
「Web会議」に関する簡単なイメージ動画を用意していますのでご覧ください。
http://www.foodworld.jp/tips/tips-movies
FOODWORLD製品紹介はこちらもご覧下さい。
http://www.foodworld.jp/products
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3.今月のTips動画
FOODWORLDの便利な機能や使い方をトピックスのテーマに合わせて動画でご紹介します。
今月は「FOODWORLD開発業務におけるWeb会議の有効活用」です。
下記URLでご覧ください。
http://www.foodworld.jp/tips/tips-movies
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4.編集後記
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。「たぬき次郎」です。
6月。とうとう夏に突入です。
「もう夏かぁ!」という感じで振り返ると、今年は春を全く感じずに過ごした気がします。
同じように感じる方は多いのではないでしょうか。
それもそのはず、年明けから間もなくコロナ騒ぎが起き、気持ちに余裕がなくなったからでしょうか、私は桜を眺めた記憶がありません。
休日も外出を控えてましたから、桜なんか見れるはずありませんね。
GW期間中は、休みでしたが当然どこにも外出できず、正直言うと拷問に近い状態でした。
コロナが発生して自粛が当たり前になって以来、ずっとこんなネガティブな状況しか浮かんできません。
ただ、ようやく緊急事態宣言が解除されました。
だからと言って何しても良い訳ではありませんが、少しは良い方向に向かっていると信じ、今を踏ん張るしかありませんね。
この先何事もなく収束し、以前の生活に早く戻れることを期待して、今月号はおしまい。
みなさま、くれぐれもお体に気を付けてお過ごしください。
それでは次回もお楽しみに。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 株式会社イーエスケイ