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■■■■月刊 FOODWORLDメールマガジン
VOL.090(2021年 4月号) 株式会社イーエスケイ
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平素よりお世話になっております。
日頃お世話になっておりますお客様や情報交流のある皆様向けに当社オリジナルのメールマガジンを発行しております。
このメールは、お世話になったお客様、及びお名刺交換させて頂いたお客様、当社パートナーの皆様にお送りしています。
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1.業界ニュース
2.FOODWORLDトピックス 今月のテーマ「請求書の電子化」
3.今月のTips動画
4.編集後記
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1.業界ニュース
(1) 4月からこう変わる
新年度です。
企業では、総額表示の他に、同一労働同一賃金や定年延長などの制度改正があります。
生活者としては、年金の受給額が目減りしたり、値上げがあったりします。
【朝日新聞】70歳まで働く機会、努力義務に 4月から変わる暮らし
https://digital.asahi.com/articles/ASP3Z3300P3VUTFL00S.html
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【産経新聞】4月から暮らしはこう変わる 値上げが家計圧迫
https://www.sankei.com/politics/news/210328/plt2103280010-n1.html
(2) 労働災害の防止
新年度もご安全に!お願いします。
【全国スーパーマーケット協会】【農林水産省】農林水産業・食品産業の作業安全のための規範等について
http://www.super.or.jp/?p=11718
【日本惣菜協会】(外国人技能実習機構)食品製造職種向け技能実習生安全衛生マニュアルが公開されました
https://www.nsouzai-kyoukai.or.jp/news/20210322/
(3) 社会保険加入義務化の拡大
パートやアルバイト社員の社会保険の加入義務化が段階的に拡大します。
2022年10月から従業員数101人以上の企業、2024年10月からは従業員数51人以上の企業です。
【全国スーパーマーケット協会】【厚生労働省】社会保険 適用拡大 特設サイト
http://www.super.or.jp/?p=11751
(4) アレルギー表示ハンドブック
教育用教材としてお役立て下さい。
【全国スーパーマーケット協会】【消費者庁】事業者用「加工食品の食物アレルギー表示ハンドブック」
http://www.super.or.jp/?p=11798
(5) ドラッグストアの侵略
スーパーやコンビニが戦々恐々として見守るドラッグストアの食品侵略です。
これまではECが新しい競争相手とされてきたのですが、さらに身近にライバルがいたということになります。
迎え撃つ側のスーパーやコンビニでは、「この売り場の意義と魅力」について、より深く掘り下げる必要が出てきますね。
【DIAMOND online】ドラッグストアの「生鮮食品大戦争」が食品スーパーやコンビニを脅かす
https://diamond.jp/articles/-/266876
(6) 新冷戦
もう一つ、ここしばらく目を離せないのが米中の新冷戦です。
食品は基本的にドメスティックなビジネスですが、サプライチェーンが中国と全く無縁という企業は少ないのではないでしょうか。
また、消費行動に影響する景気の浮沈という面からも、少しでも早く次の事態を予測する必要があると思います。
では危険度をどのように推し量ればいいでしょうか?この記事は多くの示唆を与えてくれると思います。
【DIAMOND online】中国ナショナリズムが供給網脅かす時代
https://diamond.jp/articles/-/266932
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(7) 持続可能な社会の実現のために(「意識高い系」以外も巻き込めるか)
気付けば毎号のように取り上げているトレンドです。それだけ注目度が高いと考えていいのではないでしょうか。
コロナ禍だからこそ、持続可能な社会を協力して創るというテーマに、よりセンシティブになっているのかもしれません。「意識高い系」以外の人々も巻き込めるでしょうか。
【日本食糧新聞】FF先行で植物肉パティに脚光 コロナ後の商機探る外食産業でも高い関心
https://news.nissyoku.co.jp/news/okayasu20210316044158055
【日本経済新聞】代替肉ビジネスマップ イオンや日本ハム参入、市場熱く
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ252YS0V20C21A1000000/
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【流通ニュース】ファミリーマート/プラ削減で弁当・寿司の一部を紙製容器へ変更
https://www.ryutsuu.biz/commodity/n032945.html
【PRESIDENT Online】アメリカで「手が冷たくないハーゲンダッツ」登場、日本でも始まる容器を捨てないすごい仕組み
https://president.jp/articles/-/43712
(全記事の閲覧には会員登録が必要です)
(8) 未来きた!
ドローン宅配とか、最初に聞いた時は「ドラえもんかよ?」と思いましたが、意外とやればできちゃうものですね。
何だかんだ言っても新しい技術はワクワクさせてくれます。
我がFOODWORLDも、「ドラえもんかよ?」と思うようなワクワクな仕組みを実装できるかもしれませんので、担当SEに言うだけ言ってみて下さい。
【ねとらぼ】未来きた! SFっぽい“空中浮遊操作パネル”が発表され話題に 2022年の量産化に向け開発中
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2102/14/news030.html
【日本経済新聞】ロボットが公道走って商品お届け 楽天と西友
https://www.nikkei.com/video/6243058285001/
【リテール大革命 byITmediaビジネス】焼肉きんぐ、幸楽苑、ワタミに「配膳ロボット」が続々登場 変わる従業員の働き方
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2103/17/news037.html
(9) ベストプラクティス
危機に瀕しても強い会社は強いですね。何気なく書いてあることの一つ一つがスゴいことばかりです。しかも「中華料理」という差別化が難しい領域での好業績です。
とても真似できるものではありませんが、気持ちはいつも強く持っていたいですね。
【ITmediaビジネス ONLiNE】餃子の王将、コロナ禍で店外売り上げが急増 「自社配達」か「ウーバー」か問題を考える
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2103/30/news015.html
(10) そうだったのか!
知らなかったではすまされる、目から鱗の記事ばかりです。
【AERA dot.】ネギトロやネギマグロの「ネギ」は野菜じゃない! 魚の養殖が増えない苦しい事情とは
https://dot.asahi.com/aera/2021032400021.html
【Jタウンネット】ホタテの「知られざる秘密」 目が60~120個!泳ぐ速さは50キロ…解説イラストが話題に
https://j-town.net/column/allprefcolumn/320905.html
【JCASTニュース】「知らなかった」もやしの「上手な保存方法」が反響 パッケージになぜ記載?メーカーに聞く
https://www.j-cast.com/2021/03/30408424.html
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2.FOODWORLDトピックス
このコーナーは、FOODWORLD に関するイベントやトピックス、また各機能のご説明を毎月選定してご紹介いたします。
こんにちは。
4月号担当の「たぬき花子」です。
今月は「請求書の電子化」についてお話しさせて頂きます。
まだまだ先の話だと感じますが、2023(令和5)年10月1日よりいよいよインボイス制度が始まりますね。
インボイス制度の関係で先日お客様より、以下のようなお話を伺いました。
現在は請求書をメールで送信し、紙へ印刷して管理しているが、今後インボイス制度が始まると保管が大変になるため電子化を検討している。
既に保管するために倉庫を借りているが、必要な時に倉庫から調べるのが大変。
また、社内で書類のやり取りは全て電子化で統一するため、全取引先へ電子化でのやり取りを依頼しているところもあるそうです。
リモートワークが増えていることもあり、「請求書の電子化」を検討している企業が増えているのではないでしょうか?
「請求書の電子化」は、請求書の発行を紙ではなく電子ファイルで行い、さらに企業によっては電子ファイルのまま請求書を保存します。
それぞれ簡単にですが、メリットとデメリットをまとめてみました。
『請求書の発行を電子化』
通常、請求書を紙へ印刷し取引先へ郵送するところ、電子ファイルのまま取引先と受け渡しを行います。
具体的にはメールで請求書を送信したり、サーバーやソフトを使用して取引先と共有したりします。
【メリット】
作業の効率化に繋がる。
郵送における業務が不要もしくは減少するため、人件費やコストの削減ができる。
必要な時に請求書をスピーディーに受け渡しすることが可能となる。
請求業務のテレワーク移行が容易となる。
紙の請求書の場合は出社して処理を行う必要があるが、電子請求書であればテレワークで処理を行うことも可能となる。
【デメリット】
紙での郵送を希望する取引先には個別に対応する必要がある。
メール送信の場合、メールが届いていない場合の対応を取引先と決めておく必要がある。
これは実際にお客様であった事例です。
システムで請求書のオートメール送信を行い正常となったが、メールサーバ等の問題により実際は取引先へメールが届いていないケースがありました。
『請求書の保存を電子化』
請求書を紙ではなく、電子ファイルで保存を行います。
受け取った請求書をスキャンして電子ファイルで保存、請求書を電子ファイルで受け取りそのまま保存等。
【メリット】
紙の請求書の管理業務や保管スペースが不要となる。
電子データのためファイル検索が容易となり、効率的に業務を行える。
【デメリット】
システム化する場合、初期費用とランニングコストがかかる。
保存しているサーバーが落ちた場合の対処を考えておく必要がある。
復旧手順の確認やバックアップの作成等。
今後インボイス制度導入に向けて、「企業間の請求書のやり取りを完全デジタル化」することを目指して電子インボイス推進協議会も発足されました。
社会的にデジタル化が進められていますが、電子ファイルはデータの改ざんが容易です。
そのため電子取引によって受け渡しした請求書を保存する場合は、真実性・可視性を確保するために、財務相が保存方法等について一定の要件(『電子帳簿保存法』)を設けています。
『電子帳簿保存法』については、複雑なため今回詳細は割愛させていただきます。
リモートワークが増えつつある中で、より多くの企業がペーパーレス対応できるように『電子帳簿保存法』はどんどん改正され、要件が緩和されてきている状態です。
2022(令和4)年1月1日にも『電子帳簿保存法』の見直しにより、税制改正が施行されるようです。
請求書の保存までの電子化を検討している方は、『電子帳簿保存法』及び今後の改正についても確認しておくことをお勧めします。
『電子帳簿保存法関係』 国税庁HP
https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/index.htm
『令和3年度税制改正(案)のポイント』 財務省HP
https://www.mof.go.jp/tax_policy/publication/brochure/zeiseian21.htm
請求書の電子化を行えれば請求書の管理も楽になり、企業によってはテレワークで処理することが出来るようになります。
ただ初期費用とランニングコストはかかってくるので、紙で請求書を発行・保管している場合の人件費・コストとよく比較して、どこまで電子化で対応していくのかを検討していくことが大事だと考えます。
「請求書の電子化」について、FOODWORLDのオプション機能など動画も説明しています。是非ご覧下さい。
https://www.foodworld.jp/tips/tips-movies
FOODWORLD製品紹介はこちらもご覧下さい。
https://www.foodworld.jp/products
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3.今月のTips動画
FOODWORLDの便利な機能や使い方をトピックスのテーマに合わせて動画でご紹介します。
今月は「請求書の電子化について」です。
下記URLでご覧ください。
https://www.foodworld.jp/tips/tips-movies
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4.編集後記
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
久しぶりの登場「たぬき花子」です。
先日、緊急事態宣言が解除されましたね。
ただお花見シーズンということもあり、まだまだ油断はできません。
実は私、長男の小学校で絵本の読み聞かせボランティアを行っており、2020年度は副代表として活動する予定だったのです。
例年3月に引き継ぎがあるのですが、学校との打合せも必要で、引継ぎが出来たのが11月。
学校側が読み聞かせを積極的に考えてくださり、1月から再開するはずでした。
そこへ2回目の緊急事態宣言…。
せめて1回だけでもと3月の後半で調整していたものの、緊急事態宣言が延長となり活動はできずに終わりました。
元々この状況で直接読み聞かせするのは厳しいと半分諦めていたため、学校側がとても協力的で嬉しかったですね。
・例年通りだと教室の前に集まって読む(密になる)⇒授業のように席に着いた状態で読み聞かせをしましょう!
・マスクもしているし、後ろの子まで声が届くか不安⇒携帯用のマイクスピーカを貸し出します!
と提案もしていただき、コロナとどう共存していくのかを考えさせられた1年でした。
ワクチンも少しずつ普及してきているので、1日でも早く収束するように願うばかりです。
それでは次回もお楽しみに。
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