月刊FOODWORLDメールマガジン2016年 7月号から抜粋
人時生産性
こんにちは。7月号担当の「たぬき六郎」です。
今月は「人時生産性」についてご紹介いたします。
皆様は製造現場の状態を知るためにどのような指標を利用していますか?
効率的な業務ができているかを判断するための指標として、「人時生産性」を把握したいというニーズがあります。
人時生産性を把握・分析することで課題の発見や解決につながります。
例えばライン毎に生産性の違いがあった場合設備の問題か、人による違いかなどと考えることができます。
ともあれ、まずは人時生産性を把握するためのデータ収集が必要です。
FOODWORLDには商品の売価や材料の原価、受注数(製造数)を持っていますので、加えて製造時間・作業人数といった作業実績を知ることができれば人時生産性を計算できます。
そこであるお客様では、実績収集機能を各製造ラインに配備し、商品ごとに製造時間・作業人数を記録することで人時生産性を割り出す仕組みの導入を進めています。
実績収集機能について、入力の流れは以下の通りです。
1.入力ラインや作業者などの初期設定
2.製造する商品を選択
3.製造開始、製造STARTボタン押下
4.製造終了、製造ENDボタン押下
5.2.に戻り次の商品を選択
…
「実績入力で生産性が落ちてしまった」となっては本末転倒ですので、実績収集機能では簡単に手間なく入力できるよう工夫しました。
まず一つ目はタブレットの利用です。製造現場に配備するため場所を取らず、タッチ操作で直感的に利用できる入力端末を活用しました。
二つ目は操作回数をできるだけ減らす工夫です。製造の合間の入力となるためできるだけ操作に時間を取られないようにしました。
「商品選択→製造STARTボタン押下→製造ENDボタン押下」といった数タッチの操作で入力できる仕組みとしています。
操作イメージは動画でご覧いただけます。是非チェックして下さい。
次回もご期待下さい。
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