月刊FOODWORLDメールマガジン2016年 8月号から抜粋
実績収集オプション
こんにちは。8月号担当の「たぬき教授」です。
今月は「実績収集オプション」についてご紹介いたします。
FOODWORLDの実績収集オプションはまだ公開していませんが今回は一足早くシステムの概要を紹介します。
製造の現場で何を幾つ使ったのか実績を捉える事は困難なことで、作業負荷もかかります。
FOODWORLDでは、紙に書いた実績数を生産実績に手入力していました。
使用した食材ごとに実績入力するのは大変な作業で、多くのお客様は理論値で引き当ててしまい、実際の使用量が分かりませんでした。
FOODWORLDに実績収集オプションを加えると誰でも簡単に実績を収集できます。
実績収集オプションではタブレット端末と計量機を連携することにより実績を捉え、FOODWORLDの生産実績として積み上げていきます。
この正確な実績データと計画数を対比することにより、歩留まりなどの課題発見に繋げることができます。
≪実績収集オプションの特徴≫
・計量機から重量を取得
・タブレット上で指示書を確認(ペーパーレス)
・投入と出来高計量がFOODWORLDの生産実績に連動(入力不要)
・FOODWORLDの製造履歴(トレース)に連動
・リアルタイムに実績更新
実績収集オプションを用いた運用は以下のようになります。
(入荷)
タブレットでは未計量の一覧から選択し、1箱ごとに計量し、入荷ラベルを貼ります。
計量機から通信で重量を取得しますので、端末のボタンを押すだけで入荷ラベルが出力され、在庫が作成されます。
(投入)
加工を開始する場合、投入する品目を並べ、入荷ラベルのバーコードをピッピッと連続的に読みます。
この操作はFOODWORLDの生産実績で使用食材を入力したことになり在庫を引き当てます。
(出来高計量)
出来た半製品は重量ごとに計量します。
この操作はFOODWORLDの生産実績で生産数を入力したことになり、在庫が作成されます。
出来高計量では調理品ラベルが出力されますので、これを貼り、次の工程にまわします。
最終工程まで投入と出来高計量を繰り返すことにより、正確な生産実績が作成され、煩わしい実績入力が不要となります。
運用イメージは動画でご覧いただけます。是非チェックして下さい。
次回もご期待下さい。
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