月刊FOODWORLDメールマガジン2013年9月号から抜粋
「生産」について
こんにちは。たぬき五郎です。今月はFOODWORLDと「生産」についてお話します。
食品製造業の皆様におかれましては、日々生産工程の付加価値を高めるべく改善を積み重ねておられることと思います。
適切な生産指示により作業の量と質が安定し、リードタイムをさらに短縮すべく取り組んでおられるでしょうか。
ところが、できあがってみたら半製品のロスが山積み、何てことはありませんか?
ロスに対する風当たりは強いです。
原材料費は高騰しており、食品の廃棄ロスは社会問題になっています。
欠品の恐ろしさを経験している人ほど、安全在庫率を下げると不安が高まり身が持ちません。
FOODWROLDでは歩留り率を自動計算することで、担当者の業務をサポートしています。
具体的には製造工程の標準定義書と部品表を兼ねる「レシピ」というデータベースに製品・半製品・原材料の歩留まり率を入力しておくことで、適切な所要量を算出します。
担当者は欠品の不安から解消され、適正な在庫、適正な発注という積年の夢に一歩近づくことができるようになります。
しかし、ここまではシステム屋の「たわごと」です。
さらっと言うほど簡単ではありません。
日々調整(歩留りの把握とデータベースへの反映)のためには「生産実績値」の把握が不可欠になります。
各作業現場からの実績報告(投入実績、出来高実績)が重要です。
トレーサビリティにも繋がります。
いかに生産実績を簡単に把握するか。どこも苦労していますよね。
当社導入事例でいいますと…
・ハンディ、タッチパネル、タブレットなどを現場に置き、現場で直接
実績入力
・製造予定数=実績数とし実績反映
≠(等しくない)となるところだけ修正することで生産実績入力の手間を軽減
・計量器実績をそのまま生産実績へ反映
人に入力させない=オート実績
などの仕組みをご提供しています。新しいテクノロジーも積極的に取り入れながら、今後も担当者の「やってみたい」の声に早く・安くお応えできるように研鑽して行く所存です。
FOODWORLDメールマガジンはお客様へ最新の情報提供や、当社ならではの製品紹介を、読んで楽しいコンテンツとして毎月配信しております。
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