月刊FOODWORLDメールマガジン2013年11月号から抜粋
在庫管理
こんにちは。11月号担当の「たぬき花子」です。
今月は「在庫管理」について紹介します。
「在庫管理」と言っても、「在庫の受け入れ」から「棚卸(資産評価)」まで多くの業務がありますが、今回は「消費期限管理」について書こうと思います。
いきなりですが、「賞味期限」と「消費期限」は言葉が似ていますよね。
わたくし「たぬき花子」もよく言い間違えたりします。
この2つの意味の違いって何なのでしょうか?
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賞味期限:開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存し
た時に、おいしく食べられる期限を示しています。
ただし、賞味期限を過ぎても食べられなくなるとは限りません。
消費期限:開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存し
た時に、食べても安全な期限を示しています。
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なるほど!簡単にまとめると「賞味期限」はその日を過ぎても食べられるけど、「消費期限」はその日を過ぎてから食べてしまうと安全の保障ができないということですね。
さて、その「消費期限」についてですが、6年ほど前に某老舗料亭が消費期限の改ざん、産地偽装した事件がありました。
この事件が発端で、「消費期限、産地」に対しての管理が厳しくなり、今では消費期限、産地ごとの管理まで必要となりました。
消費期限ごとに在庫を管理するということは、消費期限が近付いている在庫を把握するということにも繋がります。
例えば在庫50個、受注40個の場合、在庫数だけ見ればそのまま出荷できます。
しかし、在庫50個うち20個の消費期限が切れていた場合は?
もちろんその20個は出荷できませんので、10個は製造しないと足りません。
出荷までに余裕があれば別ですが、今から製造しても間に合わない!などとならないように、消費期限が近付いている在庫をいつでも把握できるような管理も必要ではないでしょうか。
これらを紙やEXCEL、ホワイトボード 等を使用して管理されている現場も見受けられますが、作業者への負担が大きいのはもちろん、ミスも誘発します。
FOODWORLDでは、日々の「入荷数」「製造数」「出荷数」「廃棄数」から、消費期限別に在庫数が自動計算されますし、履歴も管理出来ます。
このように計算業務を始めとした管理負荷を軽減させることで、生産性を向上させることができます。
また、計算ミスなどによる運用リスクを回避しながら、過剰在庫を避けることを可能とする点でも、システムを導入する価値はあります。
いかがでしたでしょうか?
今回は「在庫管理」についてご紹介させていただきました。
今後も皆様方の声にお応えできるよう努力してまいります。
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