「分析」について
こんにちは。7月号担当の「たぬき次郎」です。
今月は「分析」についてご紹介します。
FOODWORLD(以下FW)では受注・出荷・生産・仕入・在庫と、食品加工工場の業務・経営を支える機能を中心としたシステムをご提供しております。
その中で「業務の効率化」「業務の標準化」「コストダウン」といった部分を目的としてシステムやそのデータを『利用』しているケースが多いのですが、標準化された日々の業務から生まれた情報をもっと『活用』することができると考えています。
例えば、受注・出荷管理で保持する受注データ(注文データ)は、伝票出力やピッキング業務など、日常の受注出荷業務で使用されます。
また、そのまま売上へと直結し、請求や売掛の管理としても連携されます。
このようなデータの『利用』は一般的に行われていますが、もっと『活用』する方法があります。
- 売上金額は得意先別にどのような状況なのか?
- 商品別にはどうか?
- いやいや、売上金額よりも利益率はどうなっている?
- この商品は売り上げは出ているが、利益が薄いな・・・etc
様々な視点で売上データを分析=活用することができます。
実際のユーザー様でも、売れ筋を分析したり、商品別に利益を割りだし、商品内容やラインアップを検討するなど、工場経営の意思決定に役立てている例もあります。
FWでできる分析は売上げだけではありません。
各管理でそれぞれ実績データを保持しており、それを活用することでできる分析もあります。
食材の使用量を理論値と実績値で比較分析するロス分析などがその一例です。※FWの標準機能としてあります。
さらにFWでは、ユーザー様の独自の視点で情報を分析できるよう、各実績値及びマスターデータはCSV形式のファイルに出力することが可能となっております。
Excel等を利用すれば独自の自由な分析ができますね。
また、これら情報を駆使して、ご要望に応じた独自の分析ツールを作成することもできます。
※近々、売上の簡易分析機能をリリースする予定です。Webブラウザで参照できるように開発しているので、FWクライアントをインストールしていない営業担当者や責任者の方々にも分析データを見ていただけます。
このように日々のシステム運用で得た情報から分析を行い、その結果を工場経営あるいは工場業務に反映してこそ、システムを導入する(した)本当の価値となるのではないでしょうか。
売上分析の例を簡単な動画(Tips)でご紹介しております。
是非、ご覧ください。
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