月刊FOODWORLDメールマガジン2015年10月号から抜粋
発注シミュレーション
こんにちは。10月号担当の「たぬき三郎」です。
今月は、FOODWORLD機能「発注シミュレーション」をご紹介します。
皆さんは発注量の算出はどのように行っていますか。
主に発注量の算出にあたって重要なのは以下の3点だと考えます。
- 予定出荷量の把握
- 在庫残の把握
- 予定入荷量の把握
1つ目は、1週間でどれくらいの出荷が見込めるかという「予定出荷量」。
原料の発注は製品の確定注文が入った時点で必要な原料を発注しても間に合いませんよね。
「先付の製品出荷量を想定し、必要な原料数を算出する」ことが必要となります。
過去の出荷実績等を参考にし、
- 1週間先の製品の出荷計画を立てる
- MRP(所要量計算)を回し、総必要量を算出する。
基本となるレシピ(部品表)は非常に重要となります。
これが判れば、その分を発注すればよいように感じますが、それだけでは発注量は決まりません。
更に検討しなければならないのが、2つ目「在庫残」です。
上記予定出荷量に対し、日々の在庫状況を把握する必要があります。
在庫残を無視し、発注を行うと過剰在庫となってしまい、逆に在庫が足りなければ販売機会を逃す等に発展することとなります。
3つ目は「予定入荷量」。
調達のリードタイム期間の入荷量を想定し、発注済データを差し引きする必要があります。
この3点のデータを考慮することで、精度の高い発注を行うことができます。
これらの算出は原料数が多くなると手計算では、かなり難しくなります。
多くのお客様でEXCEL等で独自制作し、毎回加工、担当者が不在だとメンテナンスができない。等 苦戦しているお話しをよく耳にします。
FOODWORLDの「発注シミュレーション」機能では、1週間分の受注見込データを基に、MRP(所要量計算)を自動展開し、
- 必要な材料の数量を算出
- 入庫予定、出庫予定、在庫の変動を表示
- いつ、どのくらい発注すればよいか
を簡単把握できる機能となっています。
実際の画面はTips動画でご確認ください。
更なる詳細説明をご希望の場合は、ご連絡下さい。
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