月刊FOODWORLDメールマガジン2015年12月号から抜粋
マスター整理
こんにちは。12月号担当の「たぬき四朗」です。
今月は、FOODWORLDにおける「マスター整理」についてご紹介します。
「マスター」とは「得意先」「商品」といった共通な基本情報を示します。
お客様との取引で必要となる納品伝票を例に説明してみましょう。
日々、同じ「得意先」から同じ「商品」の注文を受けた場合、納品伝票には同じ内容を記入しなければなりません。
注文が入るたびに同じ内容を記入することは大変ですし、記入間違いも発生するかもしれません。
そこで、共通情報としてどこかに纏めて保持しておき、必要に応じて参照をすれば何度も記入する必要もなく、記入間違いの発生も少なくなります。
変更が発生しても1か所の修正で簡単に管理できます。
このように「注文情報」や「支払情報」といった日々の業務で発生していく情報とは別に、それらに共通し別管理される「基本情報」が「マスター」となります。
「マスター」はシステムにとって重要な情報となるので、登録するにあたっても注意が必要です。
例えば同じ「商品」でもA担当は”××パン”と呼び、B担当は”×○パン”と呼ぶといった違いは統一しなければいけません。
名称の統一を図ったり、登録漏れがないように十分なチェックを行う作業が「マスター整理」となります。
「マスター整理」は大変な作業と思いますが、導入時には我々SEがしっかりとサポートを行いますのでご安心下さい。
「マスター整理」を経て得られる効果や利点も大いにあります。
お客様から伺った話の一例として、
- 商品の仕入単価といった購買部で扱っている情報も確認することができ、商品に対する知識が広がった。
- 今まで無造作に登録してきて「カオス状態」となった情報が整理され、商品情報の管理がし易くなった。
など、良い評価を得ています。
今までやりたくても手つかずで放置していたが、全社を上げて一斉に「マスター整理」を行うことで、自分たちの保持する情報がきれいに整理されることを想像してみて下さい。今までの苦労が飛んで行く瞬間ですね。
「マスター整理」のさわりをTips動画にしましたのでご確認ください。
FOODWORLDメールマガジンはお客様へ最新の情報提供や、当社ならではの製品紹介を、読んで楽しいコンテンツとして毎月配信しております。
メールマガジン2015年12月号を見る