月刊FOODWORLDメールマガジン2016年 12月号から抜粋
運用支援
こんにちは。12月号担当の「たぬき三郎」です。
今月は「運用支援」についてお話ししたいと思います。
FOODWORLDの標準的なシステム導入は、「要件確認~開発・テスト~納品~教育~本番」というような一連の工程を約6か月程度で実行していきます。
その中で、私たちは、
・導入させて頂いたシステムをフルに運用・活用して、期待された効果を出して頂きたい。
・お客様にシステムの利便性を認識して頂き、業務を楽にして頂きたい。
という考えのもと、初期立上げ支援(立ち上がるまで支援する)を約1か月は「がっつり」行い、安定稼働へと導きます。
しかし、実際に本稼働してみると設計やテストの段階では想定しきれなかった問題や課題が色々と出てくるものです。特に現場業務との不整合は一通り動かしてみて初めて発覚するのは致し方ないことでもあります。
この運用後の問題を解決するところまで我々がサポートできれば良いのですが、現状の保守範囲(納品したシステムの動作保証)内のサービスでは限界があります。
その為、新規導入のお客様には、導入時の予算とは別に「運用支援」の予算を確保して頂くようにお願いし、その中で問題・課題をSEが半年間、定期的(月数回)に訪問、現状確認・分析を行い、解決に向けた活動を行っています。
実際の支援例は以下のようなものがあります。
例1)問題:導入後、現場運用でシステム化が必要な機能が漏れていた。
支援:改めて現場運用をみさせて頂き、システム機能増強を実施。
「システム改善支援」
例2)問題:パソコンに慣れしていない現場担当者が多く、システム運用が追い付いていかない。
支援:パソコン教室の開催で担当者の教育
「スキルアップ支援」
例3)課題:今までの運用(独自に作成したEXCEL運用 等)に頼ってしまう。
支援:システムの利便性を認識してもらい、運用方法を変更。
「運用指導支援」
例4)課題:実績データを基に分析したいが、ほしい数字がどこにあるか探しだせない。
支援:求める分析内容をヒアリングし、データ解析・結果報告を実施。
「データ分析支援」
最近は、お客様内で複数の部門を網羅する課題を解決する目的で「ワーキンググループ活動」を推奨、その活動に参画させて頂くといった例もあります。
運用支援のご説明を動画でご覧いただけます。是非、ご覧ください。
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