月刊FOODWORLDメールマガジン2017年 4月号から抜粋
補助金(助成金)
こんにちは。4月号担当の「たぬき一郎」です。
今月は「補助金(助成金)」についてご紹介いたします。
まず初めに「補助金(助成金)」とは?から・・・
主に国や地方公共団体等から支出されるお金のことで、融資とは異なり、原則返済不要のお金です。 中小企業の経営者にとっては貴重な資金調達手段となっており、調べた所、中小企業対象の補助金(助成金)は全部で約3000種類ほどあるそうです。(以下 補助金(助成金)を補助金という)
私が知っているごくわずかな範囲ではありますが、補助金は中小企業対象となるものが多く、大企業にとってはあまり関係のない話かもしれません。
ただ対象にならない大企業であっても、いくつかの使い道はあると考えます。
例えば、グループ企業や各取引先(得意先、仕入先)へシステム導入を奨励する事により生産性向上や安心・安全の確保(トレーサビリティ)といった会社間で連動した効果がある。また生産関連機械導入の斡旋により、ラベル表記ミスや異物混入、消費期限切れ等の改善によって品質が向上し、お客様の信頼度アップなど、自社にとってプラスになるやもしれません。
グループ企業や取引先(得意先、仕入先)等に紹介してみてはいかがでしょうか?
きっと相乗効果で良い結果が得られることだと思います。
これからご紹介する補助金はいくつかの条件があり、端的に言うと中小企業という事が大前提で資本金や従業員数にも制限があります。
親会社が大企業の場合は条件に関係なくその子会社は対象にはなりません。
それでは、補助金の中から当社も携わっているソフトウェア関連の補助金について、2つほどご紹介いたします。
1.IT補助金(今年度の実績から)
ITツール(ソフトウエア、サービス等)を導入する経費の一部を補助する
・補助金:上限額100万 下限額20万 補助率2/3以下
・申請期間 1月末から2月末
・決定 3月末
・事業実施期間 決定後から5月末
詳しくは https://www.it-hojo.jp/applicant/
2.ものづくり補助金(今年度の一般型実績から)
革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための中小
企業や小規模事業者の設備投資等の一部を支援する
・補助金一般型:上限額1000万 下限額100万 補助率2/3以下
・申請期間 11月中旬から1月中旬
・決定 3月末
・事業実施期間 決定後から12月末
詳しくは http://www.chuokai.or.jp/hotinfo/28mh_koubo_2016nov-.html
(このページから各地域事務局へジャンプできます)
以上2つの補助金ですが、申請した全社が交付される訳ではありません。申請書類の厳選なる審査によって交付される企業が決定されます。
当社のお客様も、ものづくり補助金を利用してIT投資したお客様が何社かあり、全額自社負担だったら実現できなかった機能、また機械まで導入できて、大変満足しておられました。
それからもう一つ。
期限までに対応が必須な軽減税率。2019年10月1日から施行されることが決定しています。現状使用している機器やソフトの改善やリプレイスが必要と思いますが、この費用に対しても補助金が交付されます。
対象となるのは、複数税率に対応するレジ(POSレジも含む)を改修または導入する場合と、電子的な受発注システム(EDI/EOS等)を複数税率に対応するために必要な機能の改修、入替のケースなどがあります。
この補助金は2016年3月末から申請がスタートしており、事業実施期間が2018年1月末までと定められています。
もうあまり時間がありませんので、軽減税率への対応が必要な機器やソフトを改修、または導入を検討されている場合は事業者へ問い合わせてみて下さい。
詳しくは http://kzt-hojo.jp/
最後に、今回は当社が携わっている3つの補助金制度のご紹介をさせて頂きましたが、やはり補助金を交付してもらう為には、それなりの量の申請書類があり、みなさん、この部分で諦めてしまう事が多いようです。
当社は、申請書類に関するご相談、ご協力(作成も含め)もさせて頂いており、お客様と一緒に申請し、その結果、交付された実績が多々ございます。
是非、気軽にお声かけください。
ご紹介しました3つ補助金の概要説明をイメージ動画でご覧いただけます。
是非、ご覧ください。
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