月刊FOODWORLDメールマガジン2018年 5月号から抜粋
5周年記念号
こんにちは。たぬき一郎です。
前回お送りした「月刊 FOODWORLDメールマガジンVOL.060(2018年4月号)」で、第1回配信から数えて60回目となりました。初回は2013年5月号で、先月2018年4月号で丸5年。そこで今月は「5年間(60回配信)」という事で、題して「5周年記念号」をお送りいたします。いままで配信した60回の内容を少し振り返ってみました。
まず初めに、「FOODWORLDトピックス」に焦点をあてて、ご紹介したトピックスを種類別に分けてみました。
1.トピックスご紹介種類別回数(全体の割合)
(種類) (掲載回数)
FW機能紹介 18回(30%)
・レシピ関連 3回
・受注関連 3回
・出荷関連 2回
・生産関連 3回
・仕入関連 2回
・在庫関連 3回
・マスター関連 2回
販売管理の紹介 4回(7%)
・販売管理関連 4回
法規法令 8回(13%)
・トレーサビリティ 1回
・HACCCP 2回
・食品ラベル 5回
原価関連 2回(3%)
・原価管理関連 1回
・商品価格の持ち方 1回
ツール・サービス・その他紹介 28回(47%)
・実績入力ツールの紹介 5回
・情報提供 6回
・当社サービス紹介 13回
・その他 4回
この結果をみるとFOODWORLD機能関連より、ツール・サービス・その他紹介が一番多いことが分かります。FOODWORLD以外のサービス紹介の中には、保守サービス、クラウドサービス、また販売予測や分析管理の紹介と盛りだくさんです。たぬき兄弟も範囲が決まっているFOODWORLD機能紹介だけでなく、今までに自分たちの得た知識・情報をフルにみなさんに提供している事がわかりますね(笑)。
つぎに、「Tips動画」に焦点をあててみました。
2.Tips動画視聴回数ベスト5
1位 HACCP義務化に向けてITが出来る事
2位 生産現場のペーパーレス化
3位 FOODWORLDと品質管理ソフト連携
4位 EXCELを使用したマスター登録・更新
5位 棚卸を早く終わらせる方法
この結果からみると、やはり「HACCP」にみなさん興味があるようで、視聴回数もダントツのトップ。2020年にむけての「HACCP義務化」が影響しているという事ですね。それと同時に品質管理部分もやはり気になる所でしょうか。ラベル表記の間違いや異物混入等、食品業界では会社経営に関わる事なので、みなさん敏感になる所かと思います。もうひとつは「作業効率」というキーワードがあたるでしょうか?
「生産現場のペーパレス化」「EXCELを使用したマスター登録・更新」「棚卸を早く終わらせる方法」と人手が足りない現状で、「いかに効率よく作業を回すか?」がみなさんの課題でもあるようです。
3つめは、食品業界での過去5年間の主なニュース、また食品以外で話題を振りまいたニュースを取り上げてみたいと思います。みなさん思い出してみてください。
3.過去5年間の主なニュース
2013年 有名ホテルや百貨店でも食材に関する偽装表示が発覚(あるホテルが料理の食材がメニュー表記とは違ったことを発表して以降、同様の発表が他のホテルや百貨店からも相次いだ)、マルハニチロ(アクリフーズ)事件
食以外 オリンピックの2020年東京開催が決定
2014年 バター不足(酪農・乳業のシステムに市場原理が働いていないこと、誤ったコントロールがされていることが露呈)、中国工場の期限切れ鶏肉事件、ペヤング事件
食以外 ソチオリンピックでは日本は金1 銀4 銅3 を獲得
2015年 食品標準成分表と摂取基準改訂(5訂から7訂へ。「炭水化物」を実際の分析値にしたのが大きな変更点、また摂取基準も見直し。「ナトリウム」から「食塩相当量」に変更)、ファミマとサンクス経営統合、食品表示法施行
食以外 安全保障関連法が成立
2016年 加工食品・原料原産地表示の方針決定(TPPに反対する農業関係者の懐柔や一部消費者の要望に沿って全加工食品に原産地表示が導入)、廃棄カツ横流し事件、台風東北・北海道を直撃
食以外 アメリカ大統領選 トランプ氏が当選
2017年 O157食中毒事件(関東での惣菜店で発生した事件が大きく取り上げられ、同じ菌が広範囲に広がっていたという背景があった)
食以外 桐生祥秀が9秒98
みなさんご存知、おやじたぬきがコメンテーターを務めている「業界ニュース」ですが、この60回で約600近くのニュースを発信しております。木更津一の食のコメンテータになれるのでは!?と私は思っています。上記は私なりの主なニュース(一目見てわかるニュース)をあげましたが、この5年の間、振り返ればまだまだ色々な出来事がありました。今後の動きとして、食に関していえば「HACCP義務化」、「原産地表示」が主な動きとしてニュースを賑わせるのではないでしょうか?一向に目が離せません。
今回は過去5年間(60回分)の掲載傾向を洗い出してみましたが、結構色々と多彩な情報を発信している事を改めて感じております。このメルマガを見て「そういえば、そういった回(号)があったな」と思い出して頂き、再度、製品ページのバックナンバーにて確認してみてください。きっと前にスルーした何号かに、今となっては旬な話題になっている事もありますよ。
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