月刊FOODWORLDメールマガジン2019年 11月号から抜粋
食品ロス管理
こんにちは。たぬき三郎です。
今月は「食品ロス管理」についてお話ししたいと思います。
皆さんは「食品ロス」きちんと算出していますか。
「食品ロスの削減の推進に関する法律」(食品ロス削減推進法)が2019年10月1日から施行されました。
これに付随し、10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」となります。
農林水産省及び環境省「平成28年度推計(https://www.env.go.jp/press/106665.html)」によると年間2,759万トンの食品廃棄物等が出されています。
このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は643万トン。
発生要因は以下の通り。
・事業系:352万トン(規格外品、返品、売れ残り、食べ残しなど)
・家庭系:291万トン(食べ残し、手つかずの食品(直接廃棄)、皮の剥きすぎなど(過剰除去))
このうち、食品製造業は137万トンあるそうです。
(参考までに他業態は以下の通り)
・外食産業 133万トン
・食品小売業 66万トン
・食品卸業 16万トン
作業工程(食品製造業)で考えてもロスの発生場所はそれぞれです。
・仕入時のロス
・保管時のロス
・加工調理時のロス
・返品によるロス
等
我々がお客様によく聞くのは、
・加工、調理ミス、不良品によるロス
・過剰在庫によるロス
をどうにかしたいということ。
では、このようなロスをFOODWORLDで把握ができるのでしょうか。
以下のような機能でロスを把握することができます。
・作りすぎの抑止 (歩留調整)
・不良品の投入の防止(消費期限管理)
・過剰在庫の抑止 (発注シュミレーション、不良品・不動品管理)
等
しかしこれらのデータだけでは、「原因の特定」には至りません。
定期的にデータを収集し、分析する必要があるのです。
ここから先は動画にて補足します。是非ご覧下さい。
このような分析を行う為には、各部署の協力が必要であり、各種実績データをきちんと管理(残す)していかなくてはなりません。
ですが、現状業務にプラスして、手間が掛かる作業はあまりやりたくないですよね。
そこでご提案したいのは、FOODWORLDと現場機器(計量器、タブレット、ハンディ 等)をつなぎ、自動連携すること。
業務に負荷なく、指示、実績といったデータを展開することができます。
これにより、データの精度が上がり、今まで見えてこなかった数字もはじき出せるかもしれません。
このようなツールを使い、身近なところから食品ロスを把握し、減らしてみてはいかかでしょうか。
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