月刊FOODWORLDメールマガジン2013年7月号から抜粋
「受注業務」について
こんにちは!7月号担当の「たぬき三郎」です。
今月は「受注業務」について紹介します。
受注処理は各拠点毎に実施している会社様もあれば、本社で集中管理している会社様も多いと思います。
その中で受注業務は、受注件数に比例して、日々の業務(処理量)も多くなってきますよね。
注文数の確認、得意先・商品(納価)の確認、在庫状況の確認、納期の確認…etc
今回は、その中から注文数の確認(受注方法)を題材に少しお話しをしたいと思います。
『受注方法』は当社の導入事例で言いますと、大きく2つに分類されます。
- 電話・FAX情報を直接システムに手入力
- 受注データを外部より(EDI、EXCEL etc…)一括取込
システム導入時、『正確な注文情報の把握(入力業務の軽減・入力ミス防止)』、『業務の効率化』と言った理由から、「電話・FAX」の比率を下げ、「受注データの連携」を中心としたシステム構成に変更する等 『業務改善』をどの会社様でも検討されると思います。
その中で、実際に導入結果をお聞きすると…
- システムに直接入力することが少なくなり、入力ミスは削減した。
- しかし、受注データを連携することで「人的な操作ミス(受注データを取り込み忘れる)等」が多く、結果、正確な注文情報の把握ができない。
- この穴埋めとして、受注数などを『目視で付け合わせる』チェック作業が必須となり、更なる業務課題が増えた
と言うのです。
最近は、これらの人的なミスをシステムが自動的に発見し、アラート等を出力するような要件も多いですが、そのアラート自体を見落とす場合があるのです。
このようなことからシステムを使う側は「見落とさない方法」、システムを作る側は「見落としさせない設計」の確立が必要だと私は考えます。
皆様はどのように考えますか? どうされていますか?
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