月刊FOODWORLDメールマガジン2017年 10月号から抜粋
FOODWORLDって今どうなっているの?
こんにちは。10月号担当の「たぬき一郎」です。
今月は「FOODWORLDのいま(現在)」についてご紹介いたします。
FOODWORLD(以下FW)を開発・販売してから約20年が経ちました。
2度のメジャーバージョンアップを実施し、今や「Ver3」。マイナーチェンジに至っては、新規ユーザー様または既存ユーザー様のご意見、ご要望を取り入れたりと、幾度となく実施しています。
となると、当然導入当時、あるいはご紹介した当時とは多様の変化をとげており、既存ユーザー様に至っては「FWって今どんな事ができるの?」という疑問もあるのではないでしょうか。
また新規のユーザー様にも「どんな機能があってどんな事ができるのか?」というアピールの意味も込めて、現状のFW情報をお届け致します。
現状、基本版と言われているパッケージ(Ver3)の主機能は以下6機能(管理)です。
①レシピ管理 ②受注/出荷管理 ③生産管理 ④仕入管理 ⑤在庫管理 ⑥各マスター管理
更に、マスター登録の負荷軽減のお助け機能として「マスターCSV取り込み/出力」、自由に帳票作成したりデータ活用できる機能として「各種実績CSV出力」を常備しており、ご使用いただいているユーザー様に大変好評です。
これに対して、「システムは初めて」、「システム運用者がいない」、「あまりコストはかけられない」、というお客様にご提案しているスタートパック版があります。
①レシピ管理 ②受注/出荷管理 ③生産管理の3機能のみで、「注文をとって、製品を製造し出荷する」運用をサポートするシンプルなしくみになっています。
更にオプション機能も準備しています。
①販売管理オプション(売上伝票入力から請求書出力、仕入伝票入力)
②発注シミュレーション機能オプション(在庫、入荷、出庫予定を考慮した先々のシミュレーション)
これらは、お客様の声を反映した形でオプション機能として提供しています。
もちろん現場の機器ラベラー、値付機、デジタルピッキングとのデータインターフェースもオプション完備しています。
現場作業の効率化を目的とした実績収集の方法として、以下の事例もあります。
①ハンディターミナルの活用
②タブレットの活用
③計量機と連携した活用
④NFCを利用した入退出管理
①②は主に入荷検品、棚卸に活用しており、③に関してはタブレットと連動し生産実績の収集に活用、工程ごとにラベルを出力し貼り付け、次工程への情報として運用して頂いています。
また④を利用したり、工程ごとに「開始」「終了」ボタンを押下 等、タブレットを使用して各工程の作業時間をとり人時生産性を把握しているお客様も。
こうした色々なツールを使用してデータ取得をしているお客様が増えているのも、コスト管理やトレース管理いわゆる「収益の見える化」、「安心・安全」の意識が高まっているからではないでしょうか?
最近お客様から良く聞くキーワードとして、「ペーパレス」、「BI」、「HACCP」という言葉がよく出てきますが、これもまた、現場の作業効率化、コスト削減、データ管理(様々な管理帳票の検証)につながる事ですよね。
現状の「FWでできる事」を色々とご紹介してきましたが、まだまだ課題もあります。
①改廃が多いマスター登録負荷の軽減
②廃止できないEXCELでの帳票やデータ管理との共存
③ラベル記載ミスに対するチェック 等
お客様の声が多いのも分かっているのですが、まだ手が届いていない部分です。現在も継続して対応策を練っている所です。もう少々お待ちください。
最後に
昨今、ニュースでもよく目にする「安心、安全」というキーワード。食品業界では今後も外せないキーワードとなっている事は間違いないと思います。
「そのために何をしなければいけないのか?何を備えればいいのか?」
当社も時代の流れに敏感に反応し、ユーザーの立場に立って、お客様のご意見、ご要望を取り入れながらFWを成長させて行ければと思っている所存です。
ぜひ、ご意見、ご要望をお待ちしております。
現FOODWORLDに関連するラインナップについてTips動画でご紹介させて頂きます。
Tips動画を是非、ご覧ください。
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